赤ちゃんが生まれたら

2012年12月14日 (金)

年末年始の食いしん坊さんへ♪

食べ過ぎちゃったら晶三仙 、食べる前にも晶三仙

 

12月に入ると何やら忙しなくなってきますね。

子供の頃は、

年末に 「あー、忙しい。」 と言っている大人が不思議に思えましたが、

いざ自分が大人になってみると、、、

ある日、

用事をしかけて階段を駆け上るわたしを追いかけようと、まだ幼い姪が小さな足をいっぱいに広げて階段をよちよち登りながら言いました。

「あぁ、いそがしい 。 いそがしい 。 」

今も昔も、師走の大人はやっぱり忙しないんですね

 

そんな大人の12月には、忘年会が付き物です。

職場の忘年会、仲間の忘年会。

クリスマス会もあるかもしれません。

家族でクリスマスケーキを囲んだり、友達同士でぱーっと騒いだり、恋人同士でディナーを楽しんだり。

そうこうするうちに、年越しそばを食べたらあっという間に新年を迎えて、

お腹にどっかりおせち料理が入った後に、新年会。

大人の年末年始は、胃腸も大忙しです。

この年末年始、せっかくですから快適に乗り越えたいものです。

おいしいものを見ても、腹八分目を心掛けて

お酒はほどほどに

 

そんなことを言ってもムリムリ!というあなたには、

晶三仙(しょうさんせん) が強い味方になるでしょう

 

食べ過ぎちゃったかなー、という時にも

今日はたっぷり食べるぞ!という時にも、1回1包。

細長い袋を指先でぴっと破って、

パウダー状の晶三仙を、お口に放り込みます。

味を感じるまで、1~2秒?

唾液の少ない人は、お口の中でぱふぱふしちゃうかも。

この粉のぱふぱふ感が舌の上でしっとり感に変わる過程が大切です。 それは消化の第一関門である唾液が、お口の中でしっかりと出始める瞬間。

あっ、すっぱい。

でも、甘~い

 

わたしの大好きな味です。

 

顔面アトピーのわたしは年末年始、この晶三仙が手放せません。

だって、食いしん坊だからおいしいものが我慢できないの。

なのにおいしいものはアトピー性皮膚炎の大敵なんです。

そんなときに 晶三仙(しょうさんせん)の出番です。

わたしは食べる前に 2包、食べた後にも 2包

脂がこってりしたものや肉やチーズ系をがっつり食べるときには 五行草茶(ごぎょうそうちゃ)も合わせます。

ケーキをたくさん食べちゃったときにもね Photo_7   

これで万全♪

 

たくさん食べても・・・アトピーさん、おとなしくしていてね♭

(食養生を実践中のアトピー患者の皆さんは真似をなさいませんように。)

 

晶三仙は薬ではありません。

麦芽(ばくが)、神麹(しんきく)、山楂子(さんざし)などが混ぜ合わされた食品です。

お洒落ママさん達に流行りの塩こうじ(麹)も、この神麹の仲間なんですよ。

 

麦芽(ばくが)

【基原】 イネ科 Gramineae のオオムギ Hordeum vulgare L. の発芽させたもみ

【性味/帰経】 甘、平 / 脾・胃

【漢方的応用】 ① 健脾開胃・行気消食 ② 舒肝 ③ 回乳

 

神麹(しんきく)

【基原】 小麦粉・麩(ふすま)に鮮青蒿・鮮蒼茸・鮮辣蓼の液汁と赤小豆・杏仁の粉末を混和し発酵させたもの

【性味/帰経】 辛・甘、温 / 脾・胃

【漢方的応用】 ① 消食和胃 ② 鉱石類を含んだ丸薬の消化を補助

 

山楂子(さんざし)

【基原】 バラ科 Rosaceae のミサンザ Crataegus pinnatifida Bge. var. major N.E.Br. やサンザシ C. cuneata Sieb. et Zucc. の成熟果実

【性味/帰経】 酸・甘、微温 / 脾・胃・肝

【漢方的応用】 ① 消食化積 ② 止痢 ③ 破気化痰

 

 

乳児湿疹が出始めた生後2~3ヶ月の赤ちゃんに、この晶三仙をあげると、、、

赤ちゃんは、もっとちょうだーい♪なお口をします。

晶三仙をお皿に取り分けて ~ 数滴のお白湯を加えて、ママの指先で練ってもらいます。

耳たぶくらいの柔らかさになったら、ママの指で晶三仙を赤ちゃんのお口にイン!

赤ちゃんの舌の上や、ほっぺたの裏側になすりつけて完了。

初めて飲んだときは、赤ちゃんがとてもすっぱい顔をしながらもう一口のリクエストをしてくれます。

指についた余りはママがなめてしまいましょう。

 

この晶三仙は、

見ている親御さんがびっくりするくらい赤ちゃんが好きな味なんですよ。

Photo_9 

軽めの乳児湿疹なら、

1日1包弱を目安に1日何回かに分けて赤ちゃんにあげてみましょう。 

三日ほどですっかりきれいになる赤ちゃんもいます。

授乳中なら、お母さんが1日2~3包飲むのも良いでしょう。

(ひどい乳児湿疹はアトピー性皮膚炎に移行してしまうことがあります。真っ赤なジュクジュクした湿疹が長引くときは医師の診察を受けましょう。)

 

Photo_16  

乳児湿疹は、赤ちゃんのお腹負け。

お乳や離乳食の消化に、お腹の力が追いついていないときのお知らせです。

 

アトピー性皮膚炎も、大人のお腹負けが関係します。Photo_14

ストレスや暴飲暴食に、お腹や皮膚が対応しきれなくなっているときのSOS信号です。

(暴飲暴食の閾値は、体質や健康状態、疲労やストレスなどにより人それぞれに異なります。)

 

この年末年始、あなたのお腹を大切に  

藤枝、焼津、島田、牧之原、御前崎、静岡、漢方薬局

 

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2011年10月 8日 (土)

イライラ Mama 、してますか?

それは、ママと子供のSOS

 

かわいい子供。

自分のお腹を痛めた大切な子供。

子供は元気いっぱい、きかん坊。

まだまだルールを知らない子供達は、大人の言うことを簡単には聞いてくれません。

やさしくしてあげたかったはずなのに、いつの間にか・・・

○△ してるママ

 

そんな経験はありませんか?

 

大声で怒鳴ってしまったあとで後悔しているママがいたら、

それは治せることかもしれません。

ママ達のイライラは特別です。

そのイライラの多くは、

性格よりも体の癖から生じている可能性もあるからです。

 

体の癖って、どんな癖?

ママ達の体は、数年間に渡って血液を消耗しています。

妊娠中はほぼ十ヶ月間、その体内で胎児に栄養を与え続け、出産時には大量の出血と共に渾身の力を振り絞って赤ちゃんをこの世に送り出し、

その後は十分に休む間もなく授乳と育児の毎日が続いてきたママ達。

胎盤を通る栄養分もお乳(ちち)も、ママの血(ち)と同じ。

顔色が蒼白、唇に血の気がうすい、肌がくすんでいる、乾燥肌、小ジワが増えた、髪がパサつく、冷え性、めまい、目が疲れる、はっきり見えない、手足がしびれる、筋肉が攣りやすい、生理の量が減る、疲れやすい、便が出にくい、爪が薄くて折れやすい、生理のあとに頭痛がする、ときに胸がドキドキする、眠りが浅い、不眠など

【肝血不足】

お産による消耗は、大きな負担となって母体にのしかかります。 それは、男性にはなかなか想像し難いものなのかもしれません。

産後の回復が充分でない母体は

次第に育児に疲れ、女性としての輝きを失ってしまうことすらあります。

 

どうすればいいの?

妊娠・出産・育児で失った血液を補うこと

それはママ達の心に安らぎを呼び込むための一番最初の取り組みです。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)

ドロっとした褐色の液体にお湯を注いで、いただきます

カップから上る湯気に口を近づけると、生薬の香りがふわっと鼻をかすめ、

うーーん、甘い

一瞬、安らいでいる自分に出会えます。

体に良質な血液が満ちてくると、女性の心は落ち着きを取り戻してくるから不思議です。

授乳中のママなら、

きっと、赤ちゃんがよろこんでお乳を飲みだす様子に気付くはず。 お乳の質にも変化が現れるのね。

 

それでもイライラしちゃう?

妊娠前の体質が、生理前になると胸が張りやすかったという女性は、

出産後に乳房にしこりが出来やすかったり、お乳が詰まりやすいといったトラブルに見舞われることもあります。

我慢することが多い、気分がふさぐ(憂うつ感、落ち込み)、怒りっぽい、脇が張って痛む、ため息が多い、ゲップが出る、お腹が張る、咽がつかえっぽい、生理不順、生理前に胸が張って痛む、緊張すると腹痛や便秘・下痢になりやすいなど

【肝気鬱結】

こうしたタイプの女性は、

体の中のエネルギー(気)を解き放ってあげましょう

中医学では、

そうすることで「体に良質な血液を作り出す準備が整う」と考えます。

【肝主蔵血、肝主疏泄】

逍遥丸(しょうようがん)

わたしの大のお気に入り。

この漢方薬を構成する薬味は体にやさしい生薬ばかりなので、授乳中の赤ちゃんへの影響を考えても加味逍遥散よりだんぜん安心です。

黒い玉をいくつかぱっくり。

飲んだ途端に

イライラ気分がすーっと消えていくの

やさしい漢方がこんなに効いて・・・、いいんです

 

猛烈な怒りがこみ上げて、どうにも治まらない

はっと気付いたときには、右手が大きく振り上げられていた。

我に返れば、子供が大声で泣いていた。

毎日、反省と自己嫌悪を繰り返してしまう

そんなママ達の体には、ある傾向が見られることもあります。

頭が張って痛む、めまい、顔や目が赤っぽい、突然怒り出す、口が苦い、咽が乾く、胸が焼けつくように痛む、耳が聞こえにくくなる、鼻血が出る、尿が黄色い、便秘など

理性ではわかっているはずなのに、自分では怒りを抑えられなくなってしまう体。

【肝火上炎】

そんなタイプの人は、

燃え上がる怒りの炎を消してあげましょう

消し方は体質によって千差万別。

消防車の放水のような消し方から花に水を浴びせるような消し方まで、選べる漢方薬は多々あります。

体の奥でくすぶる“怒りの残り火”に気付いたら、あなたはきっと変われます。

多分、わたしはその火を消すお手伝いができるから。

 

 

子供は世界で一番、ママが好き。

ママの笑い声を聞きたくて、

ママの笑顔を見たくて、

ママの暖かい手と、手をつなぎたい。

だからママには、やさしいママでいてほしい。

ときには怒って、ときには叱って、それでもそのあとにぎゅっと子供を抱きしめてあげられたら、

子供はやっぱり、ママが大好き

 

 

あなたに合った漢方薬を選ぶためには、あなたに会ってお話を聞くことが大切です。

漢方薬の専門家は各地に点在しています。

あなたが信頼できる漢方家と出会えますように☆

 

産後の回復力は人によって大きく異なります。

中でも高齢出産をした女性や日頃から貧血症や疲れやすいなどの症状をかかえている女性は産後のケアに十分な配慮をしていただくとよいでしょう。

それはあなたのためだけでなく、

誰より赤ちゃんのために必要なことだから

 

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2010年11月17日 (水)

乳児湿疹 ①

赤ちゃんの顔がぶつぶつタラコになっちゃうの !?

 

ある日、赤ちゃんの顔にぷつぷつと赤いタラコ状の湿疹ができてしまったら・・・

日に日に湿疹が増えて、赤ちゃんはとっても痒そう。

まだやわらかな薄い爪で顔を掻きむしってしまうと、痛々しくて

かわいらしい顔に傷がついたら、新米ママさんは困ってしまいます

 

乳児湿疹。

赤ちゃんの湿疹を総称して 乳児湿疹 といいます。   

生後3週間から1~2ヶ月ころの湿疹は、赤ちゃんのニキビだと言う人もいますが・・・

この乳児湿疹を東洋医学的に見たとき、ふたつの原因が考えられます。

ひとつは、赤ちゃんのお腹負け

赤ちゃんは、誕生してから、初めて自分の消化器官を使います。

ママのお腹にいた頃は、

赤ちゃんは胎盤を通じて、母体から直接栄養物質を自身の血液中に取り込んでいました。

お乳を口に頬張るのも、自分の胃や腸を使って消化・吸収するのも始めての経験です。

お乳を飲む量も日に日に増えて、赤ちゃんの胃腸は毎日重労働。

そんな中で、生後3週間もすると消化器官に少し疲れが出てきてしまう赤ちゃんが現れます。

このお腹の疲れがなかなか解消されないでいると、赤ちゃんはSOS信号を発します。 そのひとつが乳児湿疹です。

 

もうひとつは、お母さんの食事内容

お乳はお母さんの食事の内容を色濃く反映します。

「本当にそうなの!?」

試しに三日間、夕飯に魚ばかりを食べてみると・・・

しぼったお乳は、なんと ・・・ 魚の臭いがしてきます

乳児湿疹を誘発しやすい食べ物は、

脂ののった肉や天ぷら・唐揚げなどの油物、バターや卵をたっぷり使ったケーキなどの乳製品、チョコレートなどの甘い菓子など。

これらは中医学では湿熱を誘発する食べ物として、皮膚病一般で避けるべき食材とされています。

中医皮膚科では赤いプツプツは“熱”、プツプツが盛り上がっていたりジュクジュクしていたら“湿”ととらえます。

湿疹が赤みを帯びていたら、

お母さんは唐辛子やキムチなどの辛味やお酒を控えることが大切です。

胃腸が弱めのお母さんなら、

餅を控える必要もあるでしょう。

授乳と餅の関係につきましては “お乳がでないの!?” をご覧ください。

ご両親のどちらかにアトピー性皮膚炎の傾向がある場合には、

サバやサンマなどの青魚やエビやカニなどの甲殻類も避けましょう。

これらのことに気をつけるだけでも、赤ちゃんのお肌がきれいになることもあるんですよ。

生まれたあとも、お母さんと赤ちゃんは一心同体なんですね。

 

もちろん、本来、お母さんは好きなものを食べていいんです。 授乳中はお母さん自身がしっかり栄養をつけることが大切です。

問題は、赤ちゃんの胃腸がオーバーワークを起こしてしまったときのこと。

お母さんの食事は赤ちゃんのお乳の原材料です。

お乳の製造工場であるお母さんが食べるものに少しばかり気を配ることで

赤ちゃんのお腹の負担は見違えるほど軽くなって、さらにお母さんのお乳の出がよくなるなんてこともあるんですよ。

お乳と食事の関係については “お乳がでないの!?” をご覧下さい。 

 

痒がる赤ちゃんを見つめて途方にくれる前に、

赤ちゃんのために、まずはできることから始めてみましょう

さらに詳しくは “乳児湿疹 ②” をご覧ください。

 

赤堀薬局は、新米ママさんを応援します。

授乳中には女性の味方、甘くておいしい 婦宝当帰膠 も人気です。

 

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乳児湿疹 ②

ママは赤ちゃんに何をしてあげましょう

 

授乳中の赤ちゃんに乳児湿疹が現れてしまったときは

まず、お母さんの食事内容を見直しましょう

授乳中のお母さんの食事内容について、詳しくは店頭にてご説明いたします。

数日しても赤ちゃんの症状に変化がなければ、

次に、赤ちゃんのお腹の負担を減らしてあげましょう

晶三仙五行草茶 のハーブティがおすすめです。

晶三仙は麦芽・神麹・山楂子からなるパウダー状のハーブティです。

麦芽バクガ は英語で“モルト malt”といいます。 これはビールの原材料にもなっていますね。 ちなみにビール酵母といえば消化を助けるエビオス錠やわかもとが連想されます。 神麹シンキク は“こうじ”、山楂子サンザシ は赤い木の実です。

この三種は、古くから消化を助ける食材として食卓で活躍してきた食品です。

もっと詳しく! 晶三仙

【麦芽 バクガ】 麦の種子を発芽させたもの。 麦の種子の中には不活性の糖化酵素(アミラーゼ)が多量に含まれる。

【性 味】 甘、平

【帰 経】 脾、胃

【効能と応用】 ① 健胃開胃・行気消食 食べ過ぎでお腹がはるときや胃が弱い人の食欲不振に。 米・麺・芋類の消化を助けます。  ② 舒肝 脇がはる、げっぷが多いときに。  ③ 回乳 お乳が脹って痛んだり、授乳を中止しなくてはならないときに(大量)。

 

【神麹 シンキク】 小麦やふすま(小麦の糠ヌカ)にコウジカビなどの食品発酵に有用な微生物を繁殖させたもの。 酒、味噌、酢、醤油、漬物などの発酵食品作りに利用される。

【基 原】 小麦粉・ふすまに鮮青蒿・鮮蒼茸・鮮辣蓼の液汁と赤小豆・杏仁の粉末を混和し、発酵させたもの。古いものほど良い。

【性 味】 辛・甘、温

【帰 経】 脾、胃

【効能と応用】 ① 消食和胃 食べ過ぎ、臭いげっぷ、お腹が脹って食べたくない、食べ過ぎの腹痛・下痢に。  穀類の消化を助けます。

 

【山楂子 サンザシ】 中国では、赤い実を串刺しにしてリンゴ飴のように街角で歩き食べをしたり、ドライフルーツにして中華料理や羊羹のような菓子にして日常食べられている。 

【基 原】 バラ科RosaceaeのミサンザCrataegus pinnatifida Bge. var. major N.E.Br. やサンザシC. cuneata Sieb. et Zucc. の成熟果皮

【性 味】 酸・甘、微温

【帰 経】 脾、胃、肝

【効能と応用】 ① 消食化積 肉や油の食べ過ぎや乳児のお乳の飲みすぎの下痢に。 肉や油っぽいものの消化を助けます。  ② 止痢 細菌性の下痢に。  ③ 破気化瘀 産後の悪露の停滞・腹痛や血行不良の月経痛に。

 

晶三仙を赤ちゃんにあげるときは、

白湯に溶かしてスプーンやスポイトなどで口に注いであげるか、少量の白湯で耳たぶくらいの柔らかさに練ってほっぺたの内側にこすりつけてあげましょう。

案外、イヤがらずに飲んでくれますよ。

生後10ヶ月前後の離乳食を始めた頃に現れる乳児湿疹にもおすすめです。

※ 粉ミルクに混ぜるのは避けましょう。

 

一度、赤ちゃんとお母さんが晶三仙や五行草茶を一週間ほど飲んで、赤ちゃんのお肌に改善の兆候が見られるかどうかを確認してみるのもよいですね。

それから医師の診察を受けても遅くはありません。 漢方治療も可能です。

中には、粉ミルクや石鹸成分などにアレルギー反応を示す重度のアトピー性皮膚炎(乳児慢性アレルギー性皮膚炎)の赤ちゃんもいます。 その場合は生活環境から原因物質となるものを丁寧に取り除くことも必要です。 詳しくは専門家にご相談ください。

 

また、日頃からの赤ちゃんのスキンケアも大切です。

① 石鹸は刺激の少ないものを選びましょう。

わたしのおすすめは アリカATP美肌ソープ

これは、わたしの超敏感なアトピー肌が受け入れることのできた唯一の石鹸です。 真っ赤にただれてボロボロになった時の肌も、痛みなく洗えました。

お肌に刺激のない「完全不飽和脂肪酸」の泡はまるでメレンゲのような泡立ちで、お肌を包み込むようにやさしく洗い上げてくれます。 「カロットオイル」の配合で肌の保湿に必要な皮脂を残して、さっぱりなのに、しっとり。

100g で税込み2100円ですが、上手に使えば3ヶ月くらいは余裕でもってしまうので(わたしの場合 ) コストパフォーマンスも抜群です。

  

② カサカサ肌ならお肌にやさしい成分の保湿剤をぬりましょう。

保湿剤は肌への刺激の程度と赤ちゃんが口に入れても安心かどうかの観点で選んでいくとよいでしょう。

その点、フタアミン・ハイ・クリームアリカATP美肌ミルクバス(入浴剤) は安心です。 当方でも乾燥肌をかかえる赤ちゃんをお連れのお母さんから、度々お褒めの言葉をいただきます。

肌に掻き壊しやただれがあれば、粘膜修復作用のある セ・サージ(沙棘クリーム) もおすすめです。

わたしのアトピー肌の経験から、赤ちゃんのお肌に自信をもって提案します

赤堀薬局では アリカATP美肌ソープアリカATP美肌ミルクバス(入浴剤)セ・サージ(沙棘クリーム)のお試しサンプルをお渡ししています。

ご興味のある方は、店頭にて“ララ通信を見た”とお声をかけて下さい。 (サンプルは数に限りがございます。)

 

③ あせもには、昔ながらの 桃の葉 のお風呂もよいでしょう。

ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使わなくてもすっかりきれいになって、あら、びっくり。

桃の葉入りのローションやクリームも市販されていますが、わたしは 桃の葉 そのものをお風呂に入れるのがお気に入り。 入浴前にひとにぎりの桃の葉を数分間くつくつ煎じてから、その煎じ液を入れてもよいですね。

アリカATP美肌ミルクバス(秋から冬にかけて) や 桃の葉(夏) は赤ちゃんのお肌がよろこぶし、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんのお肌にもよいので、家族みんなに役立つ優れものです。

 

④ お肌がジュクジュクしてしまったら、五行草のパッティング(パック)もおすすめです。

五行草のパウダーを適量の水に溶かしてやさしくパッティング。

そもそも五行草は古来より皮膚化膿症や湿疹の治療にも用いられてきた生薬で、アトピー性皮膚炎のジュクジュク期の入浴剤としても知る人ぞ知る級のシロモノなんですよ。

【五行草 ゴギョウソウ】

【処方用名】 馬歯莧

【基 原】 スベリヒユ科 Portulacaceae のスベリヒユ Portulaca oleracea L. の全草

【性 味】 酸、寒

【帰 経】 心、大腸

【効能と応用】 ① 涼血治痢 出血性の下痢やテネスムスなどに。 細菌性の下痢に予防にもなる。  ② 解毒消腫 皮膚化膿症、湿疹、丹毒あるいは蛇虫咬傷、蜂刺傷などに。 単味で服用したり、煎じ液で湿布したり鮮品を搗きつぶして外用する。  ③その他 不正性器出血や産後・流産などの出血に良好な止血効果が得られている。 また百日咳に内服したり、レプトスピラ症の予防にも用いられる。

 

 

一般に、乳児湿疹は放っておいても治ることが多いため、医師や保健師からは「様子を見ましょう。」と言われることが多いのですが、まれに重症アトピーに移行する例もあります。

赤ちゃんは痛々しいし、新米ママさんの心配は尽きません。

まずは簡単にできる身近なことから挑戦してみましょう

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とは言っても・・・ 

いけない、いけないと思っていても

お母さんが、どうしてもいけないものを食べたくなってしまったときには

(そんなこともありますともー♪)

 

お母さんも、せっせと 晶三仙五行草茶 を飲みましょう

(わたしも毎日飲んでますよ

 

晶三仙 は健康食品ですが、胃潰瘍がある人には不向きです。

お飲みになる前に、漢方専門店でご相談されることをお薦めします。

 

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