冷えると痛みますか?
腰の痛み! 関節のしびれ?
ぁ痛 た、た、た、た Σ( ̄ロ ̄lll)
寒くなると、
そんな風に声を上げていることはありませんか?
「神経痛がひきつるように痛むのよ。」
という70才代女性。
「子供を産んでから、疲れてくると腰痛がひどくて。」
という30才代女性。
「いつも痛いけどな。この頃、寒いとしびれて切ないんだよ。」
という80才代男性。
この頃、店頭でお聞きした声です。
痛みは、つらいです。
病院に行って 「産後はそんなものですよ。」 とか 「年をとったら仕方ない。痛み止めでも出しておきましょうか。」 と言われたら、
なんとなく、がっかりした気分になってしまいますね。
東洋医学の“痛み”との向き合い方は、西洋医学とは少し異なります。
漢方では、
患者さんの訴えを何より大切に考えます。
いつから痛むの?
どんなときに痛いの?(季節、天候、体調、気分など)
温めると楽になる? それとも、冷やすと気持ちよい?
などなど。
それから、顔色や舌(舌の上の苔も)の状態も注意深く観察します。
こうしたことから、西洋医学的な検査数値に現しきれない体の変調を読み取ることが可能となります。
関節炎、変形性関節症(膝、手、足、股関節など)、慢性関節リウマチなどの膠原病、神経痛、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、痛風など
関節や腰に痛みを生じる病気はたくさんあります。
痛みの原因がわかれば、整形外科や内分泌科などを受診してきちんと治療してもらうことが大切です。
けれど、
痛みの原因がはっきりしなかったときや、「仕方ないから、その痛みとうまく付き合っていって下さい。」 なんて言われてしまったときはどうでしょう。
東洋医学は、そうした痛みにきちんと向き合います。
東洋医学は体全体のバランスや、自然界や環境との調和をとても大切に考えます。
冷えて痛いときは、温めて
疲れて痛みがつらいときは、元気を補い
ストレスがたまって痛くなるなら、体から上手にストレスを抜いて
寝ているときに痛くてしょうがなくて動くと楽になるなら、骨周りの血流をよくして
雨降りの日に痛むなら、関節から湿気を抜いて
出産や加齢で骨や関節が繊細になっているなら、体内で温かい血液を育てながら骨や筋・腱を丈夫にして冷えから関節を守る
など
一見当たり前のように思えることですが、
この対応が痛みの改善のためにとても深い意味をもってきます。これは机上の空論ではなく、
中医学理論をもって適確な方剤を組み合わせることで、現実的に可能となります。
その痛みを、あきらめないで
そんなきっかけが、漢方薬にはきっとあります。
痛みからの解放のために、
漢方では、同じ病名でも体質や年齢、季節により選ぶ漢方薬は違ってきますし、違う病名でも体質が同じなら同じ薬を選ぶこともあります。
【異病同治、同病異治】
どのくらいの期間飲めば痛みが楽になるのかは、その人の体の状況により大きく違ってきます。
また、漢方薬の選択には患部だけでなく全身の状態も考慮しますので、服用を続けるうちにいつの間にか痛み以外の気になる症状も改善していくということがしばしば見られます。
まずはご相談ください。
赤堀薬局では、
先日、脊柱管狭窄症の手術を控えた患者さま・Aさんとのご縁がありました。こうした痛みは、最先端の医療技術と医師の卓越した手腕により劇的に改善することがあります。
手術が成功し順調な回復を見せているAさんに、執刀医が驚いてこう言ったそうです。
「回復が早いですね 」
患部の状態やリハビリの進み具合が、通常の2倍(3倍?)の早さで回復していたとのこと。
Aさんには、手術の少し前から
骨を強くしながら骨髄を元気付けることのできる漢方薬をお飲みいただいていました。
こうしたケースは、決して珍しいことではありません。
東洋医学の知恵は、
西洋医学的治療と併用しても、相乗効果を生み出しさらに患者さまに役立つものとすることが可能なんですね。
それには一人一人の病状にぴたりと合う漢方薬を選ぶことが大切です。
皆さまに、そうした漢方の知恵とのご縁が訪れますように
藤枝 焼津 島田 御前崎 牧之原 静岡
赤堀薬局では、お電話のみのご相談はご遠慮させて頂いております。
遠方よりせっかくお電話くださった皆さまには大変申し訳ございません。優秀な漢方家は日本全国に点在しております。皆さまがそんな出会いに恵まれますように
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