初めての (*^。^*)♪











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クリスマスがやって来る
今日はちょとだけ皆さまに告白。
実はわたし、かれこれ半世紀近く生きております。
それでも、クリスマス色にデコレーションされた街並みのせいでしょうか。
この時期はちょっとだけ浮かれてしまいます
恋人同士も、家族も、友達も、クリスマスが近付くと思うこと。
「今年のプレゼントはどうしよう?」
女性への贈り物 ~ まだ迷っているあなたがいたら、
わたしは、
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう) をおすすめします
理由はたくさんあります。
② 冬の女性のカラダを “温かで良質な血液” でたっぷり潤してくれる漢方薬です。
③ 婦宝当帰膠の良さをクチコミで知った某有名女優や旬のモデルさんたちも愛飲してたんです♪ ← これにはわたしもびっくり、、、 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
女性のカラダは、男性とは違います。
体に良質の血液が満ちてくると、
お肌や髪が潤って 心まで安定してくるから、あら、不思議。
ホルモン分泌も整いやすくなるので、女性特有の冷え性、生理痛・生理不順、貧血、耳鳴り、腰痛や肩凝りにも効果が期待できます。
なにより、期待できるもの。
婦宝当帰膠をプレゼントする
↓
女性の心と体がうるおう
↓
本来の美しさに輝きを増し、心が穏やかに安定する
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もっと、あなたを好きになる
あなたの大切な人が、冷え性で元気のない女性なら、
このプランは、きっと成功!
いつもがんばる女性は、
自分の心と体に、こんな“ご褒美”も いいですね
赤堀薬局では、
乙女がときめくピンク色のリボンをかけて、お待ちしております
クリスマス用の包装紙もご用意しております。
ご希望がございましたら、お声をかけてください
藤枝、焼津、島田、静岡、大井川、牧之原、御前崎、岡部
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怒りんぼうのハーブティ !?
この頃、ときどきわたしを悩ませるもの。
頭痛。
これがなかなか辛いんです。
一言で頭痛といっても、漢方的には
痛み方や体質、女性なら生理周期のどのタイミングで痛むかによっても対応は異なってくるのですが、、、
この春、わたしのお気に入りは、
菊の花のハーブティです
中医学理論では、
【春】と【菊花(きくか)】と【頭痛】には深い深いつながりがあります。
詳しくは、ララ通信 ~ 「春の頭痛にご用心」 をご覧下さい。
もちろん、どんな頭痛にでも良いという訳ではありません。
菊花(きくか) が向いているのは、
怒った後に痛くなる頭痛。
ガマンをしたり、気を使ったり、緊張した後に痛くなる頭痛。
女性なら、排卵後の生理前に胸が張りやすい人の頭痛にもよいですね。
頭や目を良く使う仕事の人や、暑がりさんや怒りんぼうで目が疲れやすい人にもよいでしょう。
つい先日、わたしの頭にも
サウナ的な暑さの後に怒れる事態が勃発し (≧ヘ≦)ξ、
まんまと翌日、この頭痛が発生
コメカミが痛すぎて、うっすらと吐き気を催しそうな頭痛でした。
コメカミは経絡的には足少陽胆経。肝とは表裏の関係にあります。
怒りは肝を傷付けます。
そして今、季節は春。
肝胆=春=怒 、見事に東洋医学のキーワードがそろいました。
漢方薬を飲もうかとも思いましたが、
いろいろ考え合わせて、その日は菊花のハーブティに決定。
菊花をひとつまみ、
急須に入れて、熱湯を注ぎます。
わたしはたっぷり 6g くらい入れちゃいます。
5分ほどしてカップに注ぐと、
う~~ん♪ いい香り
菊の花のエキスが、鼻の奥から脳に染みわたる感じです。
どのくらいで痛みが消えたか?
そうねぇ、
丸一日くらいはうっすらと頭に違和感が残っていたかもしれません。(菊花は鎮痛薬ではありません。)
でも翌日にはすっきり爽快。
もちろん頭痛は消えていましたし、なにより頭が“いい!”気分。
そう、頭脳明晰になった気分です
味は、
菊の花の味、とでも言いましょうか。
ほとんど無味に近いんですが、ほんのり苦味も感じます。わたしはティーカップに紛れ込んだ菊の花びらを噛みながらもぐもぐ食べるのが好きです。
この菊花のハーブティ、
お手軽なパウダータイプもあるんですよ。
香菊花(しゃんきくか)。
お湯を注ぐだけで、あっという間に出来上がります♪
今年は縁あって大学受験を控えた学生さんにもお飲みいただきました。勉強とストレスでヒートアップした頭を、すっきりクールダウンしてくれます。
頭の中に冷えピタ(冷やろん?)を入れた感じね。で、集中力もアップ
見事、第一希望よりさらに上の大学に合格なさいました!
漢方理論は、こんなところにもお役に立つんですね。
皆さんの生活にも、そんな漢方の知恵が身近にありますように
菊花は、産地や品種などによっていくつかの種類に分かれます。
代表的なのは杭菊花(こうきくか、黄菊花)、滁菊花(じょきくか、白菊花)、野菊花(のぎくか、野菊)などで、それぞれに特性があり、目的により用い方にも違いがあります。
詳しくは、また後日
藤枝 漢方 焼津 島田 御前崎 牧之原 静岡
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家族みんなで元気が一番 !
藤枝ではいよいよインフルエンザが大流行してきました。
わたしは、
ワクチンは接種しません。
とくに大きな理由はありませんが、今までそうしてきたので今年も例年に習いました。
で、今年もやっぱり 板藍茶(ばんらんちゃ) の出番です 。
ティーカップに 板藍根エキスのパウダーを入れて、熱湯を注ぎます。
寒い季節になると、この熱々がとってもうれしいです♪
ほっと一息 。
これが一番効くのかもしれませんね。
咽に違和感を感じるときや、風邪をひいている人と同席したときなどは 板藍茶 一回2包 を一度に飲むこともあります。
とくに咽がイガイガして気になるときには、
ガラガラとしつこーくうがいをして、そのままゴックンと飲み込みます。
(外出先で咽を防衛したいときには、板藍のど飴 と 衛益顆粒(えいえきかりゅう) が大活躍です。)
板藍根のエキスを一回分づつの飲みやすいパウダーにしたハーブティーが “板藍茶(ばんらんちゃ)” です。 一日1~2包を目安にそのまま、またはお湯に溶かしてお飲み下さい。
“板藍茶”1包に板藍根およそ3g、“板藍のど飴”1個には板藍根およそ1.5gのエキスが含まれています。
不覚にもインフルエンザに罹ってしまったときには・・・
これも例年通り、わたしは今年も漢方薬で治すでしょう 。
わたし(云十代女性中肉中背実証の場合)は、銀翹解毒丸10丸 と 板藍茶2包 を一度に飲みます。 寒気が強ければ銀翹解毒丸を麻黄湯に変更しましょう。 後味さっぱり! 普通のインフルエンザなら、わたしは丸二日あればこれで完治しています。
(麻黄湯は比較的体力のある人の寒気の強い風邪のための漢方薬です。虚弱体質の方や高齢者が飲まれる場合は、必ずお近くの漢方の専門家にご相談下さい。)
風邪もインフルエンザも、罹ってしまったらゆっくりたっぷり休養をとることをお勧めします。
食事は軽めに 、
お粥に生姜のきざみを入れて、塩味が足りなければ梅干しを添えていただきましょう。
風邪をひいたときは、
熱々のお粥と、温かな布団での睡眠がどんな薬よりも大切です。
風邪をひいたら、がんばらないで
お大事になさってください 。
藤枝 焼津 島田 御前崎 牧之原 静岡
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赤ちゃんの顔がぶつぶつタラコになっちゃうの !?
ある日、赤ちゃんの顔にぷつぷつと赤いタラコ状の湿疹ができてしまったら・・・
日に日に湿疹が増えて、赤ちゃんはとっても痒そう。
まだやわらかな薄い爪で顔を掻きむしってしまうと、痛々しくて
かわいらしい顔に傷がついたら、新米ママさんは困ってしまいます 。
乳児湿疹。
赤ちゃんの湿疹を総称して 乳児湿疹 といいます。
生後3週間から1~2ヶ月ころの湿疹は、赤ちゃんのニキビだと言う人もいますが・・・
この乳児湿疹を東洋医学的に見たとき、ふたつの原因が考えられます。
ひとつは、赤ちゃんのお腹負け
赤ちゃんは、誕生してから、初めて自分の消化器官を使います。
ママのお腹にいた頃は、
赤ちゃんは胎盤を通じて、母体から直接栄養物質を自身の血液中に取り込んでいました。
お乳を口に頬張るのも、自分の胃や腸を使って消化・吸収するのも始めての経験です。
お乳を飲む量も日に日に増えて、赤ちゃんの胃腸は毎日重労働。
そんな中で、生後3週間もすると消化器官に少し疲れが出てきてしまう赤ちゃんが現れます。
このお腹の疲れがなかなか解消されないでいると、赤ちゃんはSOS信号を発します。 そのひとつが乳児湿疹です。
もうひとつは、お母さんの食事内容
お乳はお母さんの食事の内容を色濃く反映します。
「本当にそうなの!?」
試しに三日間、夕飯に魚ばかりを食べてみると・・・
しぼったお乳は、なんと ・・・ 魚の臭いがしてきます 。
乳児湿疹を誘発しやすい食べ物は、
脂ののった肉や天ぷら・唐揚げなどの油物、バターや卵をたっぷり使ったケーキなどの乳製品、チョコレートなどの甘い菓子など。
これらは中医学では湿熱を誘発する食べ物として、皮膚病一般で避けるべき食材とされています。
中医皮膚科では赤いプツプツは“熱”、プツプツが盛り上がっていたりジュクジュクしていたら“湿”ととらえます。
湿疹が赤みを帯びていたら、
お母さんは唐辛子やキムチなどの辛味やお酒を控えることが大切です。
胃腸が弱めのお母さんなら、
餅を控える必要もあるでしょう。
授乳と餅の関係につきましては “お乳がでないの!?” をご覧ください。
ご両親のどちらかにアトピー性皮膚炎の傾向がある場合には、
サバやサンマなどの青魚やエビやカニなどの甲殻類も避けましょう。
これらのことに気をつけるだけでも、赤ちゃんのお肌がきれいになることもあるんですよ。
生まれたあとも、お母さんと赤ちゃんは一心同体なんですね。
もちろん、本来、お母さんは好きなものを食べていいんです。 授乳中はお母さん自身がしっかり栄養をつけることが大切です。
問題は、赤ちゃんの胃腸がオーバーワークを起こしてしまったときのこと。
お母さんの食事は赤ちゃんのお乳の原材料です。
お乳の製造工場であるお母さんが食べるものに少しばかり気を配ることで
赤ちゃんのお腹の負担は見違えるほど軽くなって、さらにお母さんのお乳の出がよくなるなんてこともあるんですよ。
お乳と食事の関係については “お乳がでないの!?” をご覧下さい。
痒がる赤ちゃんを見つめて途方にくれる前に、
赤ちゃんのために、まずはできることから始めてみましょう
。
さらに詳しくは “乳児湿疹 ②” をご覧ください。
赤堀薬局は、新米ママさんを応援します。
授乳中には女性の味方、甘くておいしい 婦宝当帰膠 も人気です。
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ママは赤ちゃんに何をしてあげましょう
授乳中の赤ちゃんに乳児湿疹が現れてしまったときは
まず、お母さんの食事内容を見直しましょう 。
授乳中のお母さんの食事内容について、詳しくは店頭にてご説明いたします。
数日しても赤ちゃんの症状に変化がなければ、
次に、赤ちゃんのお腹の負担を減らしてあげましょう 。
晶三仙 と 五行草茶 のハーブティがおすすめです。
晶三仙は麦芽・神麹・山楂子からなるパウダー状のハーブティです。
麦芽バクガ は英語で“モルト malt”といいます。 これはビールの原材料にもなっていますね。 ちなみにビール酵母といえば消化を助けるエビオス錠やわかもとが連想されます。 神麹シンキク は“こうじ”、山楂子サンザシ は赤い木の実です。
この三種は、古くから消化を助ける食材として食卓で活躍してきた食品です。
もっと詳しく! 晶三仙
【麦芽 バクガ】 麦の種子を発芽させたもの。 麦の種子の中には不活性の糖化酵素(アミラーゼ)が多量に含まれる。
【性 味】 甘、平
【帰 経】 脾、胃
【効能と応用】 ① 健胃開胃・行気消食 食べ過ぎでお腹がはるときや胃が弱い人の食欲不振に。 米・麺・芋類の消化を助けます。 ② 舒肝 脇がはる、げっぷが多いときに。 ③ 回乳 お乳が脹って痛んだり、授乳を中止しなくてはならないときに(大量)。
【神麹 シンキク】 小麦やふすま(小麦の糠ヌカ)にコウジカビなどの食品発酵に有用な微生物を繁殖させたもの。 酒、味噌、酢、醤油、漬物などの発酵食品作りに利用される。
【基 原】 小麦粉・ふすまに鮮青蒿・鮮蒼茸・鮮辣蓼の液汁と赤小豆・杏仁の粉末を混和し、発酵させたもの。古いものほど良い。
【性 味】 辛・甘、温
【帰 経】 脾、胃
【効能と応用】 ① 消食和胃 食べ過ぎ、臭いげっぷ、お腹が脹って食べたくない、食べ過ぎの腹痛・下痢に。 穀類の消化を助けます。
【山楂子 サンザシ】 中国では、赤い実を串刺しにしてリンゴ飴のように街角で歩き食べをしたり、ドライフルーツにして中華料理や羊羹のような菓子にして日常食べられている。
【基 原】 バラ科RosaceaeのミサンザCrataegus pinnatifida Bge. var. major N.E.Br. やサンザシC. cuneata Sieb. et Zucc. の成熟果皮
【性 味】 酸・甘、微温
【帰 経】 脾、胃、肝
【効能と応用】 ① 消食化積 肉や油の食べ過ぎや乳児のお乳の飲みすぎの下痢に。 肉や油っぽいものの消化を助けます。 ② 止痢 細菌性の下痢に。 ③ 破気化瘀 産後の悪露の停滞・腹痛や血行不良の月経痛に。
晶三仙を赤ちゃんにあげるときは、
白湯に溶かしてスプーンやスポイトなどで口に注いであげるか、少量の白湯で耳たぶくらいの柔らかさに練ってほっぺたの内側にこすりつけてあげましょう。
案外、イヤがらずに飲んでくれますよ。
生後10ヶ月前後の離乳食を始めた頃に現れる乳児湿疹にもおすすめです。
※ 粉ミルクに混ぜるのは避けましょう。
一度、赤ちゃんとお母さんが晶三仙や五行草茶を一週間ほど飲んで、赤ちゃんのお肌に改善の兆候が見られるかどうかを確認してみるのもよいですね。
それから医師の診察を受けても遅くはありません。 漢方治療も可能です。
中には、粉ミルクや石鹸成分などにアレルギー反応を示す重度のアトピー性皮膚炎(乳児慢性アレルギー性皮膚炎)の赤ちゃんもいます。 その場合は生活環境から原因物質となるものを丁寧に取り除くことも必要です。 詳しくは専門家にご相談ください。
また、日頃からの赤ちゃんのスキンケアも大切です。
① 石鹸は刺激の少ないものを選びましょう。
わたしのおすすめは アリカATP美肌ソープ 。
これは、わたしの超敏感なアトピー肌が受け入れることのできた唯一の石鹸です。 真っ赤にただれてボロボロになった時の肌も、痛みなく洗えました。
お肌に刺激のない「完全不飽和脂肪酸」の泡はまるでメレンゲのような泡立ちで、お肌を包み込むようにやさしく洗い上げてくれます。 「カロットオイル」の配合で肌の保湿に必要な皮脂を残して、さっぱりなのに、しっとり。
100g で税込み2100円ですが、上手に使えば3ヶ月くらいは余裕でもってしまうので(わたしの場合 ) コストパフォーマンスも抜群です。
② カサカサ肌ならお肌にやさしい成分の保湿剤をぬりましょう。
保湿剤は肌への刺激の程度と赤ちゃんが口に入れても安心かどうかの観点で選んでいくとよいでしょう。
その点、フタアミン・ハイ・クリーム や アリカATP美肌ミルクバス(入浴剤) は安心です。 当方でも乾燥肌をかかえる赤ちゃんをお連れのお母さんから、度々お褒めの言葉をいただきます。
肌に掻き壊しやただれがあれば、粘膜修復作用のある セ・サージ(沙棘クリーム) もおすすめです。
わたしのアトピー肌の経験から、赤ちゃんのお肌に自信をもって提案します 。
赤堀薬局では アリカATP美肌ソープ、アリカATP美肌ミルクバス(入浴剤)、セ・サージ(沙棘クリーム)のお試しサンプルをお渡ししています。
ご興味のある方は、店頭にて“ララ通信を見た”とお声をかけて下さい。 (サンプルは数に限りがございます。)
③ あせもには、昔ながらの 桃の葉 のお風呂もよいでしょう。
ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使わなくてもすっかりきれいになって、あら、びっくり。
桃の葉入りのローションやクリームも市販されていますが、わたしは 桃の葉 そのものをお風呂に入れるのがお気に入り。 入浴前にひとにぎりの桃の葉を数分間くつくつ煎じてから、その煎じ液を入れてもよいですね。
アリカATP美肌ミルクバス(秋から冬にかけて) や 桃の葉(夏) は赤ちゃんのお肌がよろこぶし、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんのお肌にもよいので、家族みんなに役立つ優れものです。
④ お肌がジュクジュクしてしまったら、五行草のパッティング(パック)もおすすめです。
五行草のパウダーを適量の水に溶かしてやさしくパッティング。
そもそも五行草は古来より皮膚化膿症や湿疹の治療にも用いられてきた生薬で、アトピー性皮膚炎のジュクジュク期の入浴剤としても知る人ぞ知る級のシロモノなんですよ。
【五行草 ゴギョウソウ】
【処方用名】 馬歯莧
【基 原】 スベリヒユ科 Portulacaceae のスベリヒユ Portulaca oleracea L. の全草
【性 味】 酸、寒
【帰 経】 心、大腸
【効能と応用】 ① 涼血治痢 出血性の下痢やテネスムスなどに。 細菌性の下痢に予防にもなる。 ② 解毒消腫 皮膚化膿症、湿疹、丹毒あるいは蛇虫咬傷、蜂刺傷などに。 単味で服用したり、煎じ液で湿布したり鮮品を搗きつぶして外用する。 ③その他 不正性器出血や産後・流産などの出血に良好な止血効果が得られている。 また百日咳に内服したり、レプトスピラ症の予防にも用いられる。
一般に、乳児湿疹は放っておいても治ることが多いため、医師や保健師からは「様子を見ましょう。」と言われることが多いのですが、まれに重症アトピーに移行する例もあります。
赤ちゃんは痛々しいし、新米ママさんの心配は尽きません。
まずは簡単にできる身近なことから挑戦してみましょう 。
とは言っても・・・
いけない、いけないと思っていても
お母さんが、どうしてもいけないものを食べたくなってしまったときには
(そんなこともありますともー♪)
お母さんも、せっせと 晶三仙 & 五行草茶 を飲みましょう
。
(わたしも毎日飲んでますよ )
晶三仙 は健康食品ですが、胃潰瘍がある人には不向きです。
お飲みになる前に、漢方専門店でご相談されることをお薦めします。
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本気で痛い頭痛って・・・
急に、頭が割れそうに痛い!って、
辛いですね。
親族に脳卒中患者がいたりしたら、本気で 「わたしも、これまでかしら 。」 と不安になってしまいます。
もちろん、油断は禁物です。
クモ膜下出血や脳出血などの緊急を要する致命傷であることも、珍しいことではありません。 そんな時は、どれだけ早く専門医の処置を受けられるかで、その後の明暗が分かれてしまいますが・・・、
そうした現実をきちんと踏まえた上で、漢方に出来ることもあるんですよ。
春に起こりやすい、危険な頭痛 。
タイプ1
□ 頭痛が起きる前に、ふわっと体が浮くようなめまいを感じていませんか?
□ 近頃、我慢することが多かったり、イライラしたり、怒り易かったりしませんか?
□ 夜はよく眠れてますか?
□ わき腹が張ったり、口が苦く感じますか?
□ 最近、お酒を飲みすぎてはいませんか?
そんなとき、体は春のエネルギーをもてあましています。
【肝陽頭痛 ~ 諸風掉眩、皆属干肝】
【春】と【肝】の関係については、赤堀薬局HP「季節の養生・春」をご覧ください。
その予防と対策は ~
中医学的には、体の中で巻き上がるエネルギーを沈め、変化をいち早く察知している臓腑(肝)を落ち着かせます。
肝の陽気が上がって、ほんのり“さくらパンダ顔”になりやすいわたし(アトピー)の場合・・・
菊の花のハーブティを飲んでいます。
急須に菊の花(抗菊花)を5gほど入れます。
熱湯を注いで、5~10分。
ほのかな香り、
かすかな苦味と、すっきり後味もお気に入り♪
菊花(きくか)
【基 原】 キク科 Compositae のキク Chrysanthemum morifolium Hemsl. およびその品種の頭花。
【性 味】 甘・微苦、 微寒
【帰 経】 肺・肝
【効能と応用】 ① 疏散風熱 ~ 熱っぽい風邪による発熱・頭痛・咳嗽・咽痛に。 ② 明目 ~ 熱っぽい風邪やイライラしやすい人の目の充血・腫脹・疼痛、視力減退・目のかすみに。 ③ 平肝陽 ~ 肝の陽気が高ぶる人のめまい・ふらつき・頭痛・頭が脹るなどに。
菊花が配合された漢方薬には、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)や釣藤散(ちょうとうさん)があります。
菊花茶は頭部の熱をとって目をすっきりさせてくれるので、花粉症などで目がしょぼしょぼしているときにもよいですよ。
イライラしやすいくて血圧が高めの人が菊花茶を飲めば、あら不思議♪ イライラがとれて、なぜだか血圧まで下がり勾配になってきます。
菊花が手に入りにくければ、
パウダーをさっとお湯に溶かすだけの香菊花シャンキクカ(菊花のハーブティ)も、お手軽でおすすめです 。
食事は、体の気をめぐらす【疏肝の食材】や体を細胞のすみずみまで潤す【補陰の食材】、体の熱を冷ましてくれる【涼性・寒性の食材】を積極的に食べましょう。
また、体に熱をこもらせてしまう【お酒】や【辛味】などの【熱性の食材】は控えましょうね。
“家庭でできるお手軽薬膳”については、店頭にてお尋ね下さい。
□ 風邪をひいたような気がする。
□ 口が渇いて水が飲みたい。
□ 顔が赤っぽく、目が充血している。
□ 便秘がちになって、口内炎ができた。
頭を引き裂くような猛烈な頭痛をひきおこす風邪が、春にもあります。
【風熱頭痛 ~ 風熱中干陽絡上擾清竅】
その予防と対策は ~
頭痛の原因となる頭にこもる熱を冷まします。
風邪のタイプによって、頭痛を生じやすいものもありますが、
【風熱感冒】
特に、体質的に熱が体にこもりやすい人や、普段から辛いものやお酒を好んで多食する人は要注意です。
このようなときは、食事を軽めにしましょう。
くれぐれも焼肉やキムチ鍋などはいけません。
お酒も禁物です。
できれば、お粥に梅干くらいであっさりと、水分はたっぷりめに 。
また、普段からお酒や辛いものを控えることも大切です。
タイプ1の頭痛も、タイプ2の頭痛も、
両者ともごく稀に、油断をすると深刻な脳血管障害に発展してしまうケースがあります。 脳卒中を発症してしまえば一刻を争う事態となりますが、
幸運なことに発症しなかった人こそ、
こうした頭痛が何度か生じた後は、普段から用心するに越したことはありません。
頭に熱がこもる 。
まずは自分の体のタイプを知って、重い病気にならないように、
未病(みびょう)を治す 。
自分の体を守るのは、自分から です。
注) ひどい頭痛を感じたら、まずは医師の診察を受けましょう。 突然起こる顕著な頭痛や、日を追うごとにだんだん痛みがひどくなる頭痛は特に注意が必要です。
タイプ1、タイプ2に使われる漢方薬、食材については店頭にてお尋ねください。
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ひし餅と女性 ~ 中医学的な相性は・・・
女の子が誕生すると、
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの頭に浮かぶのは3月3日のお雛様飾りですね。
わたしの住む藤枝では、この“桃の節句”を中暦(ちゅうれき)で行います。
【中暦】 新暦の月遅れで行事をするやりかた。桃の節句は4月3日。
古代中国では、
桃の木には、悪しきものを打ち払う神聖な力が宿ると考えられていました。
旧暦の3月3日はちょうど桃の花が咲く頃です。 この季節の禊(みそぎ)の行事に、ケガレを祓い清める力があるとされる桃の木や花が添えられるようになったのも、ごく自然の成り行きだったのでしょう。
日本でも、
古来、宮中では上巳(じょうし:旧暦3月3日)には、桃の花を愛でたり桃の花びらを酒に浮かべて飲んだりして桃の節句を楽しんでいたようなのですが・・・
今に残る風習は、
やっぱり、お雛様とひし餅ですよね。
ひし餅といえば、赤・白・緑の三段重ねをよく目にします。
この三色のお餅、赤は先祖を尊び厄を祓う桃の花、白は清浄の名残り雪、緑は萌える若草を表しているともいわれますが、
同時に、わたし達の体を保つ知恵も込められているんですよ。
赤い餅
鮮やかな紅梅を表現するために色付けに用いられてきたのは、クチナシ(山梔子サンシシ)です。
一般に「解毒作用がある」といわれますが、漢方で使われるクチナシの力はそれだけではありません。
山梔子サンシシ
【基 原】 アカネ科 Rubiaceae のクチナシ Gardenia jasminoides Ellis の成熟果実。
【性 味】 苦、寒
【帰 経】 心・肺・肝・胃・三焦
【効能と応用】 ① 清熱瀉火・除煩 胸が暑苦しく不快で眠れないときや、体に熱がこもってうわごとを言うとき、目の充血や口が苦くて乾くときなどに。 ② 清熱利湿 黄疸の症状があるときや、尿の濁り・排尿痛・排尿困難に。 ③ 清熱涼血・止血 吐血・鼻血・血便・血尿・皮下出血などに。 ④ 清熱解毒 皮膚化膿症に。 ⑤ その他 打撲や捻挫による腫れ・痛み、火傷・熱傷などに生山梔子の粉末を外用する。
ちょっと難しかったでしょうか。
体の余分な熱を冷ましながら目の充血を取ってくれたりもしますから、
暑がりでイライラしやすい人の赤目には、もってこいですね 。
もともと体が冷え症で下痢しやすい人は、体を冷す力のあるクチナシ(山梔子)のお餅は食べ過ぎないように注意しましょう。
我が家でも、ひな祭りにはこのクチナシ(山梔子)で色付けしたお餅を食べる習慣なんですが、
わたしの目には、どうしても赤ではなくて・・・
“黄色”に見えてしまいます 。
緑の餅(草餅)
雪の下にのぞく、春の力強い息吹を感じさせる若草。
始めは『母子草をつく』としてハハコグサ(母子草)で草餅を作っていたのが、いつしかヨモギ(蓬)を用いるようになったということですが、
艾葉 ガイヨウ
【基 原】 キク科 Compositae のヨモギ属植物 Artemisia argyi Lev'l. et Van't.、ヨモギ A. princeps Pamp. などの若い全草または葉。
【性 味】 苦・辛、温
【基 経】 肝・脾・腎
【効能と応用】 ① 散寒除湿・止血 下腹部の冷えや痛み、月経不順、月経痛、不妊などに。 ② 温経止血 不正性器出血、月経過多、切迫流産の性器出血などに。 ③ その他 湿疹や皮膚の痒みに外用で患部を洗い流したり、ヨモギの裏葉の絨毛をお灸に用いる。
ヨモギの草餅は、骨盤内を温め月経を整えてくれるので、
冷え性で月経に悩みがちな女性には、最高のサプリメント・フードです。
ヨモギ(艾葉)は、漢方の世界ではその効能から 『婦人の要薬(大事な薬)』 といわれます。
いま妊娠中で出血がみられてちょっぴり心配していた女性や、これから妊娠準備を計画している冷え性の女性は、
今年のひな祭りには、ヨモギの草餅を食べてみてはいかがでしょう 。
(ひな祭りが新暦の3月3日に終わってしまった人も、ぜひこれから!)
我が家では毎年、摘んできたヨモギ(蓬)をたっぷり入れた草餅を用意します。
もちろんクチナシのお餅同様、花倉のM氏ご家族に搗いていただきます。 M氏の餅つき & 夫人の手返しの技は達人級です。
もちろん、味はいつでも最高です
。
クチナシは体を冷まし、ヨモギは温める。
このふたつを一緒に食べると、
クチナシで体を冷しすぎることをが防げると同時に、ヨモギは温める性質が緩和されて止血に強く働くようになります。
なんとも、組み合わせの妙ですね。
ちなみに、白い餅にはもともとは菱(ひし)の実を入れていたそうです。
【菱 ヒシ】 水草。ヒシ科の一年草。日本全国の沼地に生えており、種子は茹でて食べれる。
菱(ひし)の繁殖力の高さに子孫繁栄を願い、また菱の実を食べて千年長生きした仙人の逸話から長寿を願って餅の形をひし形にしたという説もあります。
ひし餅は、雛人形の飾りのお役目だけじゃなかったんですね。
話は、桃に戻ります。
わたしは、去年の桃の節句には桃の花びらをお酒に浮かべて楽しんだので
今年は、新たに桃の葉を入れたお風呂に入ってみようと思います。
体の中から外から邪気祓い!に挑戦です。
食いしん坊なアトピっ子の必需品 ~ 餅を食べたら晶三仙、酒を飲んだら五行草茶のお助けハーブティも活躍します
。
山梔子サンシシ も 艾葉ガイヨウ も体に良いからといって、極端に食べ過ぎることは控えましょう。 薬効を期待する場合は、漢方の専門家にご相談下さい。
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お餅が大好き!
日本の正月といえば、お雑煮ですね。
家庭の数だけレシピがあるといわれるほど地方色豊かな雑煮ですが、どの家庭でも必ず入っているのが主役のお餅です。
我が家では、毎年、大晦日前に必ず杵(きね)と臼(うす)で搗いてもらいます。
祖父の時代には家で搗いたものですが・・・
近年は、藤枝は花倉の餅つき名人、M氏ご家族にお願いしています。M氏の搗いたお餅の美味しさは、一度食べたらもう忘れられません
。
口当たりが良く、ついつい食べ過ぎてしまうこのお餅。
中医学では、胃腸を温めて元気をつける栄養豊富なお餅ですが、反面、もたれやすく食べ過ぎれば体に水を持つとされています。
むくみ易い人や胃腸が敏感なアトピー体質の人を始め、子供や老人に与えるときは食べ過ぎないように注意しましょう。
こたつでミカン派?
お餅を食べたあとにミカンを食べることは、漢方的にも理に叶っています。
ミカンといっても、この場合、効果は中身よりも外側のオレンジ色の皮にありまして・・・。
陳皮(ちんぴ)
【処方用名】 陳皮、広陳皮、陳広皮、新会皮、橘皮
【基 原】 ミカン科オオベニミカン Rutaceae Citrus tangerina Hort. ex Tanaka、コベニミカン C. erythrosa Tanaka その他同属植物の成熟果皮
【性 味】 辛・苦、温
【帰 経】 脾・肺
【効能と応用】 ① 理気健脾 ~ お腹が張って気持ち悪い、又はお腹の動きが鈍って嘔吐・下痢がある、お腹が水っぽくて痞(つか)える、もともとお腹が弱くて食欲不振・小食・腹満などに。 ② 燥湿化痰 ~ 肺に痰が溜まって胸苦しく咳が止まらない、痰が多くでるなどに。
お餅を食べ過ぎて胃がもたれたら
足や顔がちょっぴり浮腫んだら
ミカンを食べてみるのもよいでしょう。ポイントは、人の分もむいてあげること。
むいてる自分に薬になって、むいてもらった人はうれしくなって、みんなで楽しいお正月です
。
胃もたれが顕著なときは、
更にパワーアップした 晶三仙 のハーブティで一服。
【晶三仙(しょうさんせん)】 は穀類の消化を助ける神麹(しんきく)、麺類の消化を助ける麦芽(ばくが)、肉類の消化を助ける山楂子(さんざし)などの生薬がブレンドされたハーブティです。
乳児湿疹は赤ちゃんのお腹負けですから、お乳や離乳食の消化を助ける晶三仙(一日1包)を3日ほど与えるとすっかりきれいに治りますよ。
ちょっぴり大人な気分で大根おろしもよいですね。
薬膳の世界では、大根は消化を促進するとされ、辛味成分が胃液の分泌をよくして気分をすーっとさせてくれます。 大根の種は萊菔子(らいふくし)という生薬で、神麹・麦芽・山楂子に並ぶ消化薬です。
どうも浮腫みっぽさが取れないときには、体の中から除湿する 蕾香正気散 や 平胃散、胃腸を元気づける 六君子湯 を飲んでみるのもよいでしょう。
ちなみにわたしはといえば・・・
もっぱら連日、晶三仙ハーブティのお世話になっています 。
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