とびとももと二人言

2016年4月21日 (木)

大地は揺れて、、、

あなたのことが、心配です
 
 
熊本大分の地が大きな地震に見舞われて、一週間。
 
明るい知らせと悲しい知らせが交錯する中で、
徐々に物資が届き始めたとメディアは伝えますが、、、
 
現地の方々は、どれほど不安な思いでいることでしょう。
 
 
行政や自衛隊の方々、ボランティアの方々、体力のある方、知恵のある方の活躍が、被災した皆さんの心の支えになってくれますように。
 
 
 
わたしは、いま、思いを馳せることしかできません。
 
 
病気の人は、きっと医師や看護師の方々が救ってくれるでしょう。
 
わたしが心配なのは、病気じゃない人。
お母さん。
小さな子供たちの母親、出産して数年ほどの女性がとても心配です。
 
女性の体は、繊細です。
 
睡眠不足に弱いのです。
とくに妊娠中や産後に貧血だった女性は、この傾向がたいへん強くなります。
そして、余震が日夜続く中、不安と緊張は体が血液を作ろうとする力を低下させる傾向があります。
多くの場合、
産後の女性の体調不良は、この血液不足に起因すると言っても過言ではありません。
血液不足【血虚】は、西洋医学の貧血以外の状態も含みます。
 
 
【血虚】になると、心も弱くなります。
 
ちょっとしたことで不安になって、
ちょっとしたことで涙があふれて、
眠れなくなって、
生理が来なくなったり、逆に出血が止まらなくなったり、
授乳中なら、母乳がとまってしまったり。
そう、
産後うつとか、育児ノイローゼとか、言われることもあるかもしれません。
 
 
ときには、
睡眠薬や安定剤に頼るのも、よいかもしれないけれど、
 
大切なのは、血液を作る力をしっかり守ること。
 
 
 
どうしたら、いいの?
 
☆ 眠れるときに、眠りましょう
☆ 流通が安定してきたら、赤い食材と黒い食材を積極的に食べましょう。
 
もしも、小さな子供さんを抱えて今にも涙を流しそうな若いお母さんを見かけたら、
やさしく「大丈夫よ。」と声を掛けてあげて下さい。
 
 
 
血虚による心身の不調は、
震災直後よりも、むしろ数ヵ月後に深刻化することが懸念されます。
 
 
被災された方々が、一日も早く笑顔を取り戻してくださいますように  
 
 
 

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2016年4月 4日 (月)

お気をつけ下さい♭

お店の前で ・・・   
 
 
さきほど、4時数分前に
 
赤堀薬局前の交差点で、交通事故発生!
 
 
店内にいたら耳慣れない大音がして、
けれども人が騒いでいるような様子もなかったので、気のせいかと思い直して作業を続けようとしていたら、、、
 
店の奥から、Kさんが登場。
 
続いて、おぼつかない足取りでT子さんも登場。
 
ふたりにつられて、わたしも通りに出てみたら、、、
 
 
H2804041600  
乗用車3台の交通事故発生  
 
 
そうそう、
ここは、当家のT子さんも過去にあわや接触?という怖い思いをした交差点。
半年ほど前にはご高齢の女性が倒れていたり、ご近所のSさんも転んで大流血(?)と、近隣住民の間では、ちょっぴり危険な場所として認知されてきた交差点でした。
県道32号線が交差する上伝馬のこの通りは、細いながらも交通量がほどほどにあります。
 
直後、なかなか警察官が来ないなーと思っていると、
いつの間にか交通整理を率先してやって下さる頼もしいサラリーマンが現れたりして(←名札を下げていたから、お向かいのマル生さんの方かしら?)
 
 
ともあれ、乗用車の方以外には怪我をされた人はいないようでした。
 
 
 
皆さま、どうかお気をつけ下さい 。。。
 
 
誰かさんの元気は、
きっと他の誰かが大切に思う元気です
 
あなたとあなたの大切な人の元気を、守りましょう
 
藤枝 漢方 相談 焼津 島田 御前崎 牧之原 掛川 静岡 

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2015年9月28日 (月)

久しぶりの☆

食いしん坊のしあわせの満月に  
 
 
明け方に小雨が降って、
昼間はどんより曇り空で、
けれど、夜には美しい満月が現れたそんな秋の日曜日、わたしは久しぶりにちょっと遠い散歩に出掛けました。
 
いとしの姪っこから届いたバレエの発表会の招待状に誘われて、出発~♪
 
せっかくの機会だから、ランチも予約☆
 
 
 
久しぶりに訪れたその街で、
久しぶりに予約をしたのは、懐かしの名店 M。
食通の間でも多分かなり名が知れていると思わしきそのフレンチレストランとわたしとの出会いは、お店が☆座8丁目にあった頃にさかのぼります。
 
 
大人ぶってはいましたが、
当時、まだまだ小娘感が抜けないわたし達が、
ちょっぴり背伸びをして裏道を散策していて見つけたレストラン。
店先には☆座のお店らしいオシャレな案内看板があったように記憶しています。
見かけによらず旺盛な胃力を持つわたしと、
ジビエ好きなこれまた健啖家の友人は迷わず入店を決意。
 
夜は少々冷え込むけれど、コートをはおるには少し早い秋の黄昏時でした。
 
重い木製の扉をおずおずと開けると、
目の前に広がったのは重厚感のあるアンティークな内装。
壁は木目の茶色と、たしか赤(だったような?)。
道端のマッチ売りの少女が思いもかけず中に迷い込んでしまったような妙な場違い感と、なんとも温かみのある安心感が入り混じった瞬間でした。
ホールでは執事風の落ち着いた風情の年配男性ときびきびと対応する年齢不詳の女性スタッフが印象的で、
傍目には違和感が拭えなかったであろうわたし達も心おきなく料理を楽しむことができました。
 
おいしかったんです。
その味は、まるで未知との遭遇。
眠っていた脳を揺さぶり起こすような味覚に恍惚としながら、わたしは最初のひと匙ですっかり目の前の料理の虜になっていました。
一皿ごとに舌の上で繰り広げられるアミューズメントに感嘆の声を上げるわたし達。二人をさらに喜ばせてくれたのは、、、
 
終盤にゴロゴロと運ばれてきたデザートワゴン。
 
「お好きなものをどうぞ。」
と言われて、「どれでもいいの?」 「いくつでもいいの?」 と矢継ぎ早に質問をした二人は、きっと目をキラキラと輝かせていたに違いありません。
 
 
 
その後お店は移転して、ずいぶん久しぶりに入店した先日。
変わらない味に懐かしい記憶を呼び起こされながら、わたしはひとつの発見をしました。
 
初めて訪れたあの日、
あの満足感が感動に変わったのは、多分、シェフの笑顔を見た瞬間のこと。
食事を終えて、
満腹感に満たされた胃袋を抱えて扉を出ようとしたその時、厨房から現れたにこやかなシェフの姿にわたしは驚かされました。
なぜって、
あの☆座で、
如何にも青二才風情の女子ふたりを、
大の大人があんなにもやさしい笑顔で見送ってくれるなんて、思いもしなかったから。
帰る道すがら、すっかり上機嫌になったわたし達は小寒い夜空の下、
「おいしかったね、おいしかったね♪」
と何度も何度も言い合いながら歩いていました。
その夜は、
味に向き合うひとりの客として、一瞬でもシェフときちんと向き合えたような気がして、
財布を持つ大人として認めてもらえたような気もして、食いしん坊の大人の階段を一段とばして登ったような誇らしさを感じた夕べでした。
 
そして、
この秋、I シェフは最初の日と同じようにわたしを見送ってくれました。
 
あの頃よりは随分大人になってるんじゃないかしら、と秘かに古巣に戻るような心持ちで店の扉をくぐったこの日。
まさか、有名シェフにそんなことをして頂けるとは思ってもいなかったわたしは、とっさのことに機知に富んだ言葉も浮かばず、軽妙な文句も出ず、
ただ、「ご馳走さまでした。」 と笑顔を返すのが精一杯でした。
 
 
姪の発表会に向かう道中、
「もうちょっと気の利いた事を言えたらよかったのに。」とあれこれ考えましたが、、、
 
 
 
素直に感動できた自分のこころに、まずは乾杯  
 
 
 
所変わって、発表会ホールにて
 
美しい舞姫達の中で、
習い始めてまだ間もない姪の少したどたどしく踊る姿に、また感動☆
 
Photo_4

 
Photo
あぁ、もう!うちの子が一番かわいいわ♪
 
と、すっかり伯母バカぶりを発揮して帰途についたとき、
 
 
 
空には、まん丸の月が輝いていました
 
 
 
藤枝 漢方 薬局 相談 焼津 島田 御前崎 牧之原 菊川 掛川 静岡

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2014年11月15日 (土)

注目~

・・・しないでください
 
 
つい先日、髪を切りました。
 
主に前髪。
 
 
ちゃんとイメージが伝わるように、髪型の切り抜きも持って行きました。
 
 
で、、、こんな感じ。
 
鏡をのぞくと、
えっっ!? 前髪、ないよね Σ( ̄ロ ̄lll)
というくらいに短い前髪。
 
 
あまりに斬新な短さに、一瞬、絶句。
そして、爆笑。
鏡の中の思いもかけない自分の姿に、もう大笑い。
「どうですか?」と問いかける美容師さんに返す言葉も見付からず、ひたすら爆笑。
「どうして笑うんですか?」と美容師さん。
↑ そういうあなたの頬が笑いを堪えていた瞬間を、わたしは見逃していませんことよ。
 
これまでにも髪型で失敗したことはありましたが、、、
 
 
思い切り笑わせてくれたということで、自分の中では一件落着。
 
 
 
ですが、翌日、次なる試練に気付きました。
 
お客さまの視線です。
皆さまがこの前髪に慣れて下さるまで、わたしはしばらくこの額に集まる視線に耐えなくてはなりません
 
 
あぁ、前髪、されど前髪。
 
この様子ですと、わたしの前髪が眉に達するまでに約3カ月。
 
う~~ん、長い道のりです
 
 
 
この前髪がどのくらい短いか、
 
眠りから覚めた翌朝に気付きました。 この前髪は、今は亡き Y男さん の前髪にそっくりなのです。
 
そう、昭和のおっさん前髪です。
 
赤と青が印象的なトリコロールなくるくるが回っている床屋さんで、うたた寝をしてひとときの疲れを癒す昭和のおっさん。
おっさんの髪に色気はありません。
おっさんはガンガン働きます。
おっさんは機能性重視なのです。
そして、おっさんの前髪は寝ていません。
おっさんの漲る気迫に奮い立たされるのか、気合いと共に頭頂から湯気のように立ち昇るからなのか、おっさんの前髪は寝かせても寝かせても起き上がってきます。
さながら燃え尽きる前の「明日のジョー」のような、一本一本が不屈な前髪たち。
 
これから数カ月、きっとわたしは思います。
 
毎朝、鏡をのぞく度に、
 
Y男さん、おはようございます。 今日も漢方がんばります   
藤枝 漢方薬局 国際中医師 焼津 島田 御前崎 牧之原 静岡

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2014年4月29日 (火)

葉桜になったら、

咲いたもの
 
覚えてますか?
2月の中頃、
お店の隅でひっそりと新芽をのぞかせていたランの鉢を。
忘れ去られていた鉢植えでしたのに、健気なランたちは今にも折れそうな新芽をみず苔の中からにょきっと伸ばしていたのです。Photo_2
(水やりを忘れていたのは、わたしです
 
 
そのランが、ついに花を咲かせてくれました。
 
ひとつだけ、
みずみずしいピンク色が、ちょっぴり疲れたわたしの目を和ませてくれています。
 
 
さあ、この初々しい乙女色のランの花は、いったいお店のどこにあるでしょう。
 
Photo
 
みなさん、お気が向かれましたら
ご相談をお待ちの間に、探してみてくださいね   
 
 
一番最初にお答えくださったあなたには、
赤堀薬局から、なにか小さなプレゼントをしちゃいましょう ゜.+:。(*´∀`*)゜.+:。♪
 

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2013年5月15日 (水)

火曜日から、心気一転♪

一昨日はお休みをありがとうございました

 

お陰さまで、14日火曜日には

すっかり塗り替えられたシャッターで、気持ちを新たに開店することができました。 お気に入りの出来栄えですので、昼間、皆さまにお見せできないのはちょっぴり残念ですが、

日曜日に赤堀薬局前を通る際には、ひと目ご覧頂けますと幸いです

 

さてさて昨日の火曜日、開店直後に来店されたお客さまに言われました。

「西へは、京都に行かれたんですか?」

いいえ、もっと西。

T子さんの郷里の近く、山口県の白蛇神社に行って参りました。

江戸時代、

吉川公がおられた岩国では当時から白蛇を大切にする風習があったそうで、後世、土地の方々の尽力で白蛇の保護・保存に成功し、その群生地は国内でも稀とのこと。 天然記念物の指定も受けているんですよ。

ヘビ年の今年は、

そんな岩國白蛇神社に参拝してみるのもいいわよね、

(というか、わたしはぜったい参拝したかったの

で、行って参りました。

 

去年の12月16日に鎮座祭をしたばかりのお社は、

真新しい木の香りがぷぅ~んとして、

まずは嗅覚からパワーを吸収。

Photo

お社を正面からパチッ。

ラッキー♪

そこにおわすは白蛇保存会・会長の森橋律夫氏ではありませんか!

積年のご尽力の末、念願叶っての白蛇神社創建はお喜びもひとしおでしょう。うん、うん。

 

おぉ、うかれる前に手を清めなければ、、、

Photo_3 

手水舎もうつくしい白蛇です。

白蛇は福運、金運の神の使いとされているそうです。

御祭神は、田心姫神・湍津姫神・市杵島姫神、宇迦之御魂神(宇賀弁才天)。

新社殿ではご祈祷もしていただいて、ちょっぴりはご利益に与れるでしょうか。

Photo_4

白蛇も、ちゃんとおわします。

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← こんな風にトグロを巻いちゃってると、

さすがに迫力満点。

 

 

わたしは特に蛇が好きというわけではありませんが、

この赤い目をした控え目な気性の白蛇は、なんとも愛らしく感じてしまいます。

 

新社殿から複合施設まで、会長御自ら案内していただいてわたしは本当にラッキーでした。

 

最後に、

ぜったいにここで欲しかった「白蛇の袴」をお守り売り場で探していると、

・・・ ない

白蛇ちゃんの脱皮した皮が入っているお守りが欲しかったのにーーー♭

その時、落胆するわたしの背後から神の声ならぬ殿方の声。

「ワシのをくれちゃる

ええーー♪

なんと、森橋会長がお財布の中から「白蛇の袴」を取り出して下さっているではありませんか。

 

ありがとうございますーーー

 

 

そんな岩国白蛇神社への旅のおすそ分け。

Photo

ご来店の皆さまにお土産を差し上げましょう。

(特にふぐ茶漬けはわたしの大好物♪)

(幼い頃から、わたしはこのお茶漬けの味で育ちました

 

先着○名様限定です。

(数に限りがございますので、なくなっていたらごめんなさい。)

 

 

今年は巳年。

出雲大社や伊勢神宮では遷宮の年でもあります。

ここから始まるウン十年が幸厚い実り豊かな年でありますように。

いつも皆さまのお体の悩みのお役に立てるわたしでありますように  

 

Photo_3 

 

 

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2013年4月25日 (木)

うーーん♭

今日は本気のひとりごと

 

この頃、なんとなくブログが書けません。

スランプです。

理由はひとつ、思い当たります。

 

「ララ通信」 が、

静岡中医薬研究会(しずおかちゅういやくけんきゅうかい) のHPにリンクされたから。

静岡中医薬研究会は、

真剣に漢方に取り組む漢方家達の集まりで、ほぼ毎月勉強会を催して研鑽を積んでいます。そんな実力派の面々が集うHPに「ララ通信」がリンクされたのは、とても光栄なことですが、

、、、プレッシャーです ( ̄。 ̄;)♭

 

うーーん。

このプレッシャーを乗り越えなければいけません。

 

 

元来のんびり気質のわたしは、人様から強要されることがとても苦手です。

気の進まないことを頼まれでもしたら、絶対にイヤ!

(と、心の中で悶絶します。)

それでも中医薬研究会の先生方には、日頃から共に学びあったりして大変お世話になっていますのでお断りすることもできず、、、

 

あぁ、そんなときにも逍遥丸。

ため息をつく前に、しっかり12丸 飲みましょう

それでもダメなら、その時にこそお断りいたしましょう。

だから今日は、心のリハビリ記事です♪

 

 

実は昨日、気分転換に髪を切りました。

仕上がりは、、、

鏡を見て、絶句。

気配を察した美容師さんが言いました。「どうかしましたか?」

いいえ、髪型はいいんです。

鏡の中の自分の姿にショックを受けただけなんです。

そう、わたしは四捨五入したら、いつの間にか半世紀も生きていたんですね。

その半世紀分の刻印が、ウソ偽りなく鏡に映し出されていて、

そうした現実を受け入れるのに、数秒、いえ数分、必要だった訳です。わたしは漢方薬を飲んでいるからきっと大丈夫、というおごりも今までにあったのかもしれません。

 

ここで、また、ため息をひとつ。

 

以前、とてもステキな友人が言いました。

「女はね、二十代は花盛り。三十代は女盛りで、四十代が働き盛り。」

 

ストレス解消のはずのヘアーカットに思わぬところで小さな落とし穴がありましたが、

気を取り直して、働き盛り♪は今日もがんばります

 漢方薬局 藤枝 島田 焼津 御前崎 牧之原 静岡 

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2013年3月26日 (火)

明日はいよいよ、

明日はドキドキ☆ 初めての味噌作りです

 

いよいよ明日に迫った味噌作り体験のために、

今日は下準備です。

 

厚い土がめ、準備完了。

布蓋用のさらしの布、ちゃんと洗って、準備完了。

落とし蓋、準備完了。

重石、・・・? あら?ないかも、、、

まぁ、いいか

飯台、これは何のことかしら?

大きなまな板、こっちは大丈夫。

カバーにする紙とビニール、ひもなど。 うーーん、これも明日、頼みの綱のTさん&Oさんにお尋ねしてみましょう。

(実は明日は初心者のわたしだけでは心もとないので、味噌作りの大先輩、Tさん&Oさんに助っ人をお願いしております♪)

 

今日は明日のための仕込をしています。

大豆をふげん大さじ2杯加えた水に浸します。

明日はご参加のお客さまが来る前に、一昼夜ふやかした大豆をコトコト煮ておきましょう。

弱火で、焦がさないように、

吹きこぼれないように、

やさしく、丁寧に煮込みましょうね。

 

続きは、明日。

 

わたしも初めての味噌作り。

瀬戸川はサクラの花満開の花見仕込みです。

おばあちゃんのおばあちゃん達は、どんな風にしてお味噌を作っていたのでしょう。

 

たのしみですね

 

お車でお越しのお客さまは、店舗横の赤堀薬局・駐車場(三台分)をご利用下さい。

赤堀薬局・駐車場が満車の折は、恐れ入りますが、上伝馬商店街・駐車場をご利用下さいませ。

上伝馬商店街・駐車場

① 豊島屋P (←赤堀薬局に一番近い駐車場です。アワノサイクルさん と 長島酒店さん の間にあります。)

② 第二P (八○酒場さん と 美容室TENGUさん の間です。)

③ 第三P (←ちょっと遠いです。杉本家具センターさん と かみおさん の間です。)

Image_3   

皆さまのお越しをお待ちしております

 

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2012年11月 5日 (月)

日曜日は大道芸ワールドカップ?

いいえ、勉強会だったんです、けれど

 

月の第一日曜日、

わたしの予定は静岡中医薬研究会の勉強会で埋まることがほとんどです。

昨日の日曜日も、中医学講師の劉暁非先生をお迎えして

「老化と痛みⅡ」

をじっくり、独歩顆粒(どっぽかりゅう)を中心に勉強させていただきました。

 

勉強会が終わって、

皆さんの健康のお役に立つ勉強をしたなー、といつも通り満足感に浸りながら静岡駅付近を歩いていると、

大きな木の下の広場に黒山の人だかり。

そう、今日は大道芸ワールドカップの最終日だったんですね。

楽しそうな雰囲気に吸い寄せられて、中を覗いてみると、

パフォーマンスはちょうど終わったところ。

黒いタンクトップ姿のパフォーマーは投げ銭でずっしりと重くなった大きな袋を手に、満足そうな笑みを浮かべていました。 大層、盛り上がっていた様子。 

 

あぁ残念、と思って立ち去ろうとしたら、次のパフォーマンスが案内されたのでそのまま見てみることにしました。

静岡市近郊在住にして、初めての大道芸観覧です。

年甲斐もなくワクワクしてパフォーマンスの始まりを待っていると、

ん?なんだか、違う。

出てきたのは小柄な日本人女性。

少女にも見える華奢なその女性は、言葉を発さず、目の表情や身振り手振りですべてを表現しようとしていました。

パントマイム、というのでしょうか。

黒を基調としたフラメンコ調のスカートに赤いチェックのマントを羽織ったその風貌は、パフォーマーというより“占いの館”風。

うっすらと微笑みながら手にした白い画用紙には、大きな黒い文字で演題が書かれていました。

 

月のおはなし

静かに流れる音楽に合わせ、

女性はゆっくりとした手つきで黒いレースの布を顔に巻きつけ、いつの間にか現れていた白い仮面と無言の会話をし始めます。

白い仮面は、きっと月。

客席に目を移すと、子供連れの家族達は早々に席を立ち始めていました。

 

子供さんにはちょっと難しかったのね。

一緒に観覧していた勉強仲間のK嬢と、一瞬目を合わせました。

どうする?見る?

せっかくだから見ましょうか、そんなやり取りの目線が交わされました。

音楽は徐々に軽やかになり、女性は少しづつ変化をしていきます。

膨らんだお腹からは、ふたつ目の仮面が登場。

そう、それは出産。

ふたつめの仮面は軽快なテンポですくすくと育ち、年頃の娘に成長します。

はにかんだり、誘惑したり、

青春を謳歌するかのようなダンスをして、、、

あーーら、あら!その時、舞台のそでから背広姿のおじさんが乱入!

とんだハプニングです。

年の頃は70歳代と思われる白髪のそのおじさんは、パフォーマーの妖艶な踊りに刺激されたのか、すっかりノリノリのダンスを披露し始めます。

会場をつつむ爆笑の渦。

おじさんは見かねたボランティアスタッフに踊りを制止されますが、飛び出て踊りだすこと、二度三度。

ノリノリおじさんが大人しく席に戻る頃、娘にも変化が現れます。

あ、また妊娠?

いえ、今度はさっき生まれた子が妊娠するんだから、その娘にとっては初産です。

そうして出産した娘は、きっと年をとり、

落ち着いた時間を迎える頃に、また最初の月と会話を始めます。

月のおむかえ。

それが何を意味するのか、きっと見る人それぞれに答えがあるのでしょう。

 

日頃、店頭で不妊症などいろいろなご相談をお受けする立場にあるせいなのか、

初めての大道芸鑑賞だったせいなのか、

このパフォーマンスはわたしの胸に深く染み入りました。

パントマイム風ですが、ひとつ芝居を見終わったような満足感です。

 

女性の一生は、月とともに

月経が来潮し、月が満ちるように子を宿します。

 

月のリズムを大切に

それは、

妊娠準備に取り組む女性の合言葉。

 

「月のおはなし」のパフォーマンスが終わると、

女性の持つ黒い帽子に投げ銭を入れようと真っ先に近付いていったのは、先のパフォーマーの白人男性でした。

相変わらず黒いタンクトップ姿で、何をか話しかけたようでした。

手にしていたのは、せ、千円札です Σ(゚□゚(゚□゚*)!!!!!!☆

パフォーマー同士の友情でしょうか。

華奢な女性がひとりで参加したことへの応援の気持ちでしょうか。

純粋にパフォーマンスに感動したんでしょうか。

わたしは自分の手に握られた銀色のコインが、少し恥ずかしく思えました。

そんな、ほんわか心が温まった秋の夕暮れでした。

 

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2012年10月 9日 (火)

今、だから

誰かのこころに届けたい

 

東洋医学(漢方)は遠い昔、支那(現在の中国)から日本に伝えられました。

漢字も、お経も、文学も、哲学も、建築も。

だからなのか、わたしは悠久の支那文化に憧れにも似た想いを覚えるのですが、、、

 

最近の日中韓の摩擦は、少々悲しく思います。

 

そんな今だから、

Photo_2  

 

わたしにできる日中友好があればいいのですけれど。

(ララ通信・DM版9月号の切手です → )

 

どこの国にも正義感あふれる人がいて、

どこの国にも優しい人がいて、

だけど、主義主張によってはそうした人同士の間でも争いが避けられない場合があって、

だから戦争が起きてしまうんだろうけど。

 

人類がこの地球上に新たな世界を築いていくために、

私達は与えられたこの知恵を、

今、多くの人々が幸せになるために使えるようにならなければいけない時代が到来しているのではないでしょうか。

 

 

戦争はいけません。

兵器を使った争いをするには、

人類はあまりに危険な道具を得てしまったのですから。

争いは悲しみを生み出すばかりです。

 

誰かを幸せにできる人こそが、

きっと、本当の勝者になれるんだと、わたしは信じたいのです。

 

 

従軍慰安婦につきまして、

誤解と思い込みが事実を捻じ曲げている経緯もあるのかもしれませんが・・・

その事実があったのだとしたら、

わたしは同じ女性として、深い悲しみと憤りを覚えます。

「謝って欲しい。」と訴える隣国民の気持ちも理解できるような気もします。

いじめた側は当の昔に忘れてしまうけど、いじめられた側はいつまでも忘れられないのと同じことなのでしょう。 大事件の被害者が、何度謝られても心を癒せないのと同じことなのかもしれません。

もしも自分が、自分の娘が、姪が、母が、叔母が、友達が、

そうした境遇にあったらと思うにつけ、気が遠くなるほど複雑な思いに駆られます。

 

事の専門家にお願いします。

事実関係を、一般人にもわかるように明らかにして下さい。

 

政治家の方々にお願いします。

言葉尻で煙に巻くような、言い逃れに聞こえるような物言いをしないで下さい。

過去の過ちを認めることは、

恥でも、負けでも、ないはずです。

補償問題について日本国内では政治的に解決済み云々の説明は、そうした反省の後に示してもよいのではないでしょうか。

 

韓国の方々にお願いします。

過去に、日本の善意ある人々の働きかけで設立されたアジア女性基金を通じて当該女性に贈呈されようとした謝罪文とお詫びのお金がありました。 中には涙を流して喜んだ女性もいたと聞いています。

なのに、その時、

彼女達に向けて「非国民」と呼んで、その謝罪の手紙さえも受け取りを拒否させるようなことをした誰かがいたことを知ってください。

 

知ることは、

きっと、次の一歩につながるとわたしは思う。

 

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