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2012年10月14日 (日)

妊娠準備、成績と心の準備

ブーム到来

 

告白すると、多分、わたしはずぼらです。

しかも忘れっぽい。

だから、相談中に患者さんにお話いただいた内容はその場でメモを取らないと、

数分歩いている間に忘れ去ってしまう位に困った脳の持ち主です。

(今さらになって、よく薬学部の勉強を達成できたなぁ、と自分を褒めてあげたくなることもあります (´∀`)σ )

日常業務に忙殺されていると、

その日の出来事も翌日にはケロッと忘れていることがしばしばあるのですが、、、

 

そんな、些細な記憶を手繰り寄せる作業に手間取る毎日のなかで、今日はうれしい発見がありました。

 

なんと、赤堀薬局では

今、猛烈に妊娠ブームが来ています

 

患者さんのカルテを整理していたら、

「あら、この方は先日妊娠のご報告を受けたわ。」

あら、この方も!あら、あらっ♪という感じ。

中には漢方薬を一周期(約28日間)お飲みいただいてのご報告も数件ありました。

これはもう、なんと申しますか、もともと持っていた妊娠力にちょっぴり背中をつついてあげた位のことなのでしょう。

 

最近、わたしが思うこと。

妊娠準備に取り組む女性と、

漢方家は、

スポーツ選手とコーチみたいな関係です。

 

わたし達は自分が知り得る範囲で最善のアドバイスを提示します。

漢方薬の飲み方から季節や生理周期に合わせた生活養生に至るまで、話が夫婦生活に踏み込んでいくこともあります。

なるべく患者さんにわかりやすく、納得できる形の話になるように努力します。

時には、耳に痛いことを申し上げることがあるかもしれません。

実践していただけるかどうかは患者さんの思いに懸けるのみ。

 

けれど、

漢方薬を飲んだからといって、わたし達の思惑通りに事が運ぶわけではありません。

 

命は、神秘です。

神さまは気まぐれで、

赤ちゃんはご機嫌をそこねやすい存在です。

 

 Photo_5   

赤ちゃんを授かった人は幸せです。

そう、赤ちゃんは小さくても “ひとりの人(ヒト)”。

母となり父となるご夫婦は、

そのよろこびと共に、赤ちゃんを “人(ヒト)” として立派に育て上げる宿題をいただいたのです。

 

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赤ちゃんを授からない人は、、、

長い長いトンネルから抜け出せないような、

敗北感のような、挫折感のような、そんな寂しさを感じるかもしれません。

「いつまで、こうして治療を繰り返すんだろう。」と途方に暮れることもあるでしょう。

わたしはその問いにお答えすることはできません。

何故なら、当薬局の統計から見ても、

40歳代半ばで妊娠・出産に至るご夫婦もありますし、十数年間の不妊治療の末に40歳になって赤ちゃんにめぐり合えたご夫婦がいる一方、

不妊治療に費やした時間と労力が無慈悲に終わりを告げるケースもあるからです。

何がどう違ってそうした結果を迎えるのか、

それは、きっと誰にもわかりません。

 

もしかしたら、神さまは

そんなご夫婦には、別の宿題を出しているのかもしれません。

 

だから、、、

わたしも皆さんに宿題を出しましょう。

赤ちゃんがほしい女性は、笑いましょう

何にでも真剣に取り組むがんばり屋さんなら、

ちょっぴりのんびりして、ほんの少しずぼらになってみるのもよいかもしれませんよ。

 

だって、赤ちゃんは

Photo_7

そんなゆったりしたお母さんのお腹の中が、

とっても居心地いいはずだから

 

 

妊娠準備のご相談は、

お時間にゆとりを持ってご来店いただけますと幸いです。念入りにお話をさせていただく中で、妊娠に至らない原因を注意深く探っていきます。

皆さまにしあわせな喜びが訪れますように。

 

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