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2011年2月22日 (火)

初めてのファスティング☆

いよいよ、T子さん(70歳代)のデビューです

 

すっかり春めいてきた今日この頃。

まとっていた服も一枚、また一枚と少しずつ薄着になりたくなりますね。

そんなこんなで、わたしも冬の間に溜め込んでいた皮下脂肪を脱ぎ捨てようと、そろそろファスティングをしようかな、なんて思っていたある日・・・。

 

T子さんに異変が現れました。

まぶたが明らかに浮腫んでいます。 本人曰く 「この間から、まぶたが邪魔してよく見えなかったのよ。」。 つまり、むくみの影響でぷっくりと垂れ下がったまぶたが視界を遮っていたということですが、

中医学的には、

T子さんのこのむくみの原因は、脾(胃腸)

【脾は水湿の運化を司る】

たしかに正月明け頃から、食事時のT子さんは異常とも思えるほどの食欲に支配されていました。

しかも、超がつく早食い。

生来の胃弱とご本人が宣言する割には、よく食べるのです。

挙げ句、お孫さんのRちゃんには 「おばあちゃん、おくちクサイ。」 と言われる始末。 そう、その頃のT子さんのお口からはまるでウ○チのような臭いがしていたのでした。

 

まぶたの浮腫みがなくなるように、

お口の臭いも消えるように、脾胃(胃腸)の負担を減らしましょう

ということで、数日前からT子さんのお腹改善計画が始まりました。

 

胃腸の負担を軽くするために、まずは全体的に食事の量を減らします。

ところが食欲旺盛な今のT子さんには、これがとても大変なこと。

【胃熱】 胃腸が弱いと思っていても、食欲は亢進するという一見矛盾した現象が見られます。

しかも、御年七十歳を越えたご高齢のT子さんには、無理な断食はさせられません。

そこで、大高酵素の特選品の出番です。

 

昼食30分前(午前11時30分頃)に、

酵素飲料 20ml を飲んでお昼の食欲の亢進を抑えることで、昼食が胃腸に与える負担を軽減します

夕食(午後6時)は、

固形物は一切食べずに、酵素飲料 60ml と昆布だしの澄まし汁200ml を飲んで夜の胃腸を休めます

夜(午後9時頃)は、

小腹が空いたら、酵素飲料 10~20ml を飲んで満腹中枢を満足させます

(朝食は、毎朝、味噌汁と酵素飲料だけにしてもらっていたのでこの点は変更ありません。)

 

大高酵素の酵素飲料は、

70種類以上の野菜や果物たちをじっくりと時間をかけて樽の中で熟成させます。 途中、人工的な加熱や撹拌をいっさい行わず酵母菌の働きだけで作り上げられます。

味噌や醤油やワインと同じように、本物のスローフードなんですね。

しかも、数十ヶ月にわたる熟成期間の間に、植物のエキスを吸い込ませた白糖は酵母菌によってそのほとんどがブドウ糖とショ糖に分解され、低分子化された栄養素はダメージを受けた胃腸に一切負担をかけることなく体のエネルギー補給を助けます。

言ってみれば、ビンに入っている段階ですでに消化済みのエネルギー源なんです。

また、出来上がった酵素飲料の中には、十数種類の天然オリゴ糖が含まれているので、便秘がちな人や宿便が溜まっているような人の腸内環境をすっかり整えてくれます。

なにより素晴らしいのは、

胃腸の消化活動を一時休めることで体の自浄作用(毒出し、デトックス)を引き出すことが可能となり、消化に費やされていた体内の酵素群を免疫系等に集中させることによって体を自然治癒へと向かわせることができるようになるとのこと。

自浄作用について、詳しくは 「荒行苦行、それとも・・・?」 をご覧下さい。

 

実はわたし、この酵素飲料を胃弱なT子さんに飲ませたくて赤堀薬局で扱うことにしたという経緯があります。 新しいことに恐がりなT子さんに大高酵素を飲んでもらうのはたいへんな根気が要りましたが・・・、

今回はT子さんにファスティング・デビューをしてもらう大チャンス!!

もちろん、わたしも一緒にファスティング!!!

 

二日間のメニューを終えた結果、

T子さんは体調良好。

初日は夜9時頃にちょっぴり空腹感を感じたようですが、夜の10mlを飲んでからは朝まで空腹感などの不快感はまったくなかったそうです。 T子さんは胃酸過多もあるのですが、酸っぱいものが上がってくることもなく、体が疲れることもなかったとのこと。

むしろ、平素は朝目覚めてから午前中いっぱいは体が重いと訴えるT子さんが、

ファスティング中は体がすっきり起きれて、とても気分がよかったと喜んでくれました。

さらに驚いたことに、

いつもは睡眠薬を飲んでも寝付きが悪く、3時間ほどで目覚めてしまう不眠症が、

この二日間は、明け方近くまで覚醒しなかったというのです

心地よい眠りには、胃腸の働きという要素も含まれるんですね。

【痰熱内憂不寝】

もちろん、漢方薬も併用しました

胃腸の働きを改善しながら体内の余分な水分(湿濁)を体外に排出する処方です。

メインの漢方薬の邪魔をしない範囲で、日頃からの気滞体質を改善する漢方薬も合わせました。 (← これを飲んでいただかないと、T子さんのイライラにわたしが耐えられなくなってしまうんです。 同じ空間にいる人のイライラって妙に切ないものですよね 。)

気滞(肝鬱)体質については 「春の体の救世主」 をご覧下さい。

 

初めてのファスティング(二日間コース)もどうやら無事に終えられ、体の調子はすこぶる良いとのことでしたので、T子さんには

過食を防ぎ、昼食と夕食の胃腸への負担を軽くするために、食前(30分前)に酵素飲料 20ml を続けてもらうことにしました。

 

ファスティングを終えて三日目の今日、肝心のまぶたの浮腫みはどうなったかというと・・・、

「まだ、よくわからないわ。」

そんなことはありません! だって、まぶたが邪魔でよく見えないって、言わなくなったじゃありませんか。

「そういえば、そうねぇ。」

腫れだって、ひいてますよ

「あら、そう?」

そうそう、お口の臭いもなくなってます!本当に

「・・・・・。」

 

T子さんにはなかなか素直に納得してはもらえませんが、ご本人が元気になってくれればそれでいいんです

 

T子さんのファスティング中の効果は、漢方薬との併用によりもたらされたものです。 漢方薬の効きには、日々の食事内容が色濃く反映します。

私達の体は毎日の食事から作られています。 

赤堀薬局では、漢方治療をする際の正しい食事方法をアドバイス致します。 

しっかり治るために、あなたもご自分の食事を見つめ直してみませんか。

 

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