ママは赤ちゃんに何をしてあげましょう
授乳中の赤ちゃんに乳児湿疹が現れてしまったときは
まず、お母さんの食事内容を見直しましょう 。
授乳中のお母さんの食事内容について、詳しくは店頭にてご説明いたします。
数日しても赤ちゃんの症状に変化がなければ、
次に、赤ちゃんのお腹の負担を減らしてあげましょう 。
晶三仙 と 五行草茶 のハーブティがおすすめです。
晶三仙は麦芽・神麹・山楂子からなるパウダー状のハーブティです。
麦芽バクガ は英語で“モルト malt”といいます。 これはビールの原材料にもなっていますね。 ちなみにビール酵母といえば消化を助けるエビオス錠やわかもとが連想されます。 神麹シンキク は“こうじ”、山楂子サンザシ は赤い木の実です。
この三種は、古くから消化を助ける食材として食卓で活躍してきた食品です。
もっと詳しく! 晶三仙
【麦芽 バクガ】 麦の種子を発芽させたもの。 麦の種子の中には不活性の糖化酵素(アミラーゼ)が多量に含まれる。
【性 味】 甘、平
【帰 経】 脾、胃
【効能と応用】 ① 健胃開胃・行気消食 食べ過ぎでお腹がはるときや胃が弱い人の食欲不振に。 米・麺・芋類の消化を助けます。 ② 舒肝 脇がはる、げっぷが多いときに。 ③ 回乳 お乳が脹って痛んだり、授乳を中止しなくてはならないときに(大量)。
【神麹 シンキク】 小麦やふすま(小麦の糠ヌカ)にコウジカビなどの食品発酵に有用な微生物を繁殖させたもの。 酒、味噌、酢、醤油、漬物などの発酵食品作りに利用される。
【基 原】 小麦粉・ふすまに鮮青蒿・鮮蒼茸・鮮辣蓼の液汁と赤小豆・杏仁の粉末を混和し、発酵させたもの。古いものほど良い。
【性 味】 辛・甘、温
【帰 経】 脾、胃
【効能と応用】 ① 消食和胃 食べ過ぎ、臭いげっぷ、お腹が脹って食べたくない、食べ過ぎの腹痛・下痢に。 穀類の消化を助けます。
【山楂子 サンザシ】 中国では、赤い実を串刺しにしてリンゴ飴のように街角で歩き食べをしたり、ドライフルーツにして中華料理や羊羹のような菓子にして日常食べられている。
【基 原】 バラ科RosaceaeのミサンザCrataegus pinnatifida Bge. var. major N.E.Br. やサンザシC. cuneata Sieb. et Zucc. の成熟果皮
【性 味】 酸・甘、微温
【帰 経】 脾、胃、肝
【効能と応用】 ① 消食化積 肉や油の食べ過ぎや乳児のお乳の飲みすぎの下痢に。 肉や油っぽいものの消化を助けます。 ② 止痢 細菌性の下痢に。 ③ 破気化瘀 産後の悪露の停滞・腹痛や血行不良の月経痛に。
晶三仙を赤ちゃんにあげるときは、
白湯に溶かしてスプーンやスポイトなどで口に注いであげるか、少量の白湯で耳たぶくらいの柔らかさに練ってほっぺたの内側にこすりつけてあげましょう。
案外、イヤがらずに飲んでくれますよ。
生後10ヶ月前後の離乳食を始めた頃に現れる乳児湿疹にもおすすめです。
※ 粉ミルクに混ぜるのは避けましょう。
一度、赤ちゃんとお母さんが晶三仙や五行草茶を一週間ほど飲んで、赤ちゃんのお肌に改善の兆候が見られるかどうかを確認してみるのもよいですね。
それから医師の診察を受けても遅くはありません。 漢方治療も可能です。
中には、粉ミルクや石鹸成分などにアレルギー反応を示す重度のアトピー性皮膚炎(乳児慢性アレルギー性皮膚炎)の赤ちゃんもいます。 その場合は生活環境から原因物質となるものを丁寧に取り除くことも必要です。 詳しくは専門家にご相談ください。
また、日頃からの赤ちゃんのスキンケアも大切です。
① 石鹸は刺激の少ないものを選びましょう。
わたしのおすすめは アリカATP美肌ソープ 。
これは、わたしの超敏感なアトピー肌が受け入れることのできた唯一の石鹸です。 真っ赤にただれてボロボロになった時の肌も、痛みなく洗えました。
お肌に刺激のない「完全不飽和脂肪酸」の泡はまるでメレンゲのような泡立ちで、お肌を包み込むようにやさしく洗い上げてくれます。 「カロットオイル」の配合で肌の保湿に必要な皮脂を残して、さっぱりなのに、しっとり。
100g で税込み2100円ですが、上手に使えば3ヶ月くらいは余裕でもってしまうので(わたしの場合 ) コストパフォーマンスも抜群です。
② カサカサ肌ならお肌にやさしい成分の保湿剤をぬりましょう。
保湿剤は肌への刺激の程度と赤ちゃんが口に入れても安心かどうかの観点で選んでいくとよいでしょう。
その点、フタアミン・ハイ・クリーム や アリカATP美肌ミルクバス(入浴剤) は安心です。 当方でも乾燥肌をかかえる赤ちゃんをお連れのお母さんから、度々お褒めの言葉をいただきます。
肌に掻き壊しやただれがあれば、粘膜修復作用のある セ・サージ(沙棘クリーム) もおすすめです。
わたしのアトピー肌の経験から、赤ちゃんのお肌に自信をもって提案します 。
赤堀薬局では アリカATP美肌ソープ、アリカATP美肌ミルクバス(入浴剤)、セ・サージ(沙棘クリーム)のお試しサンプルをお渡ししています。
ご興味のある方は、店頭にて“ララ通信を見た”とお声をかけて下さい。 (サンプルは数に限りがございます。)
③ あせもには、昔ながらの 桃の葉 のお風呂もよいでしょう。
ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使わなくてもすっかりきれいになって、あら、びっくり。
桃の葉入りのローションやクリームも市販されていますが、わたしは 桃の葉 そのものをお風呂に入れるのがお気に入り。 入浴前にひとにぎりの桃の葉を数分間くつくつ煎じてから、その煎じ液を入れてもよいですね。
アリカATP美肌ミルクバス(秋から冬にかけて) や 桃の葉(夏) は赤ちゃんのお肌がよろこぶし、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんのお肌にもよいので、家族みんなに役立つ優れものです。
④ お肌がジュクジュクしてしまったら、五行草のパッティング(パック)もおすすめです。
五行草のパウダーを適量の水に溶かしてやさしくパッティング。
そもそも五行草は古来より皮膚化膿症や湿疹の治療にも用いられてきた生薬で、アトピー性皮膚炎のジュクジュク期の入浴剤としても知る人ぞ知る級のシロモノなんですよ。
【五行草 ゴギョウソウ】
【処方用名】 馬歯莧
【基 原】 スベリヒユ科 Portulacaceae のスベリヒユ Portulaca oleracea L. の全草
【性 味】 酸、寒
【帰 経】 心、大腸
【効能と応用】 ① 涼血治痢 出血性の下痢やテネスムスなどに。 細菌性の下痢に予防にもなる。 ② 解毒消腫 皮膚化膿症、湿疹、丹毒あるいは蛇虫咬傷、蜂刺傷などに。 単味で服用したり、煎じ液で湿布したり鮮品を搗きつぶして外用する。 ③その他 不正性器出血や産後・流産などの出血に良好な止血効果が得られている。 また百日咳に内服したり、レプトスピラ症の予防にも用いられる。
一般に、乳児湿疹は放っておいても治ることが多いため、医師や保健師からは「様子を見ましょう。」と言われることが多いのですが、まれに重症アトピーに移行する例もあります。
赤ちゃんは痛々しいし、新米ママさんの心配は尽きません。
まずは簡単にできる身近なことから挑戦してみましょう 。
とは言っても・・・
いけない、いけないと思っていても
お母さんが、どうしてもいけないものを食べたくなってしまったときには
(そんなこともありますともー♪)
お母さんも、せっせと 晶三仙 & 五行草茶 を飲みましょう 。
(わたしも毎日飲んでますよ )
晶三仙 は健康食品ですが、胃潰瘍がある人には不向きです。
お飲みになる前に、漢方専門店でご相談されることをお薦めします。