« 桜のトンネルを散歩しましょう。 | トップページ | 産後の心変わり? »

2010年3月22日 (月)

春の頭痛にご用心!

本気で痛い頭痛って・・・

 

急に、頭が割れそうに痛い!って、

辛いですね

親族に脳卒中患者がいたりしたら、本気で 「わたしも、これまでかしら 。」 と不安になってしまいます。

もちろん、油断は禁物です。

クモ膜下出血や脳出血などの緊急を要する致命傷であることも、珍しいことではありません。 そんな時は、どれだけ早く専門医の処置を受けられるかで、その後の明暗が分かれてしまいますが・・・、

そうした現実をきちんと踏まえた上で、漢方に出来ることもあるんですよ。

 

春に起こりやすい、危険な頭痛

タイプ1

頭痛が起きる前に、ふわっと体が浮くようなめまいを感じていませんか?

近頃、我慢することが多かったり、イライラしたり、怒り易かったりしませんか?

夜はよく眠れてますか?

わき腹が張ったり、口が苦く感じますか?

最近、お酒を飲みすぎてはいませんか?

そんなとき、体は春のエネルギーをもてあましています。

肝陽頭痛 ~ 諸風掉眩、皆属干肝】

【春】と【肝】の関係については、赤堀薬局HP「季節の養生・春」をご覧ください。

その予防と対策は ~

中医学的には、体の中で巻き上がるエネルギーを沈め、変化をいち早く察知している臓腑(肝)を落ち着かせます。

Photo_3肝の陽気が上がって、ほんのり“さくらパンダ顔”になりやすいわたし(アトピー)の場合・・・

菊の花のハーブティを飲んでいます。

急須に菊の花(抗菊花)を5gほど入れます。

熱湯を注いで、5~10分。

 

ほのかな香り、

かすかな苦味と、すっきり後味もお気に入り♪

菊花(きくか)

【基 原】 キク科 Compositae のキク Chrysanthemum morifolium Hemsl. およびその品種の頭花。

【性 味】 甘・微苦、 微寒

【帰 経】 肺・肝

【効能と応用】 ① 疏散風熱 ~ 熱っぽい風邪による発熱・頭痛・咳嗽・咽痛に。  ② 明目 ~ 熱っぽい風邪やイライラしやすい人の目の充血・腫脹・疼痛、視力減退・目のかすみに。  ③ 平肝陽 ~ 肝の陽気が高ぶる人のめまい・ふらつき・頭痛・頭が脹るなどに。

菊花が配合された漢方薬には、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)や釣藤散(ちょうとうさん)があります。

菊花茶は頭部の熱をとって目をすっきりさせてくれるので、花粉症などで目がしょぼしょぼしているときにもよいですよ。

イライラしやすいくて血圧が高めの人が菊花茶を飲めば、あら不思議♪ イライラがとれて、なぜだか血圧まで下がり勾配になってきます。

菊花が手に入りにくければ、

パウダーをさっとお湯に溶かすだけの香菊花シャンキクカ(菊花のハーブティ)も、お手軽でおすすめです

食事は、体の気をめぐらす【疏肝の食材】や体を細胞のすみずみまで潤す【補陰の食材、体の熱を冷ましてくれる涼性・寒性の食材】を積極的に食べましょう。

また、体に熱をこもらせてしまう【お酒】や【辛味】などの【熱性の食材】は控えましょうね。

“家庭でできるお手軽薬膳”については、店頭にてお尋ね下さい。

 

Photo_7タイプ2

風邪をひいたような気がする。

口が渇いて水が飲みたい。

顔が赤っぽく、目が充血している。

便秘がちになって、口内炎ができた。

頭を引き裂くような猛烈な頭痛をひきおこす風邪が、春にもあります。

風熱頭痛 ~ 風熱中干陽絡上擾清竅】

その予防と対策は ~

頭痛の原因となる頭にこもる熱を冷まします。

風邪のタイプによって、頭痛を生じやすいものもありますが、

【風熱感冒】

特に、体質的に熱が体にこもりやすい人や、普段から辛いものやお酒を好んで多食する人は要注意です。

このようなときは、食事を軽めにしましょう。

くれぐれも焼肉やキムチ鍋などはいけません。

お酒も禁物です。

できれば、お粥に梅干くらいであっさりと、水分はたっぷりめに

また、普段からお酒や辛いものを控えることも大切です。

 

タイプ1の頭痛も、タイプ2の頭痛も、

両者ともごく稀に、油断をすると深刻な脳血管障害に発展してしまうケースがあります。 脳卒中を発症してしまえば一刻を争う事態となりますが、

幸運なことに発症しなかった人こそ、

こうした頭痛が何度か生じた後は、普段から用心するに越したことはありません。

頭に熱がこもる

まずは自分の体のタイプを知って、重い病気にならないように、

未病(みびょう)を治す

自分の体を守るのは、自分から です。

 

注) ひどい頭痛を感じたら、まずは医師の診察を受けましょう。 突然起こる顕著な頭痛や、日を追うごとにだんだん痛みがひどくなる頭痛は特に注意が必要です。

 

タイプ1、タイプ2に使われる漢方薬、食材については店頭にてお尋ねください。  

 

|

« 桜のトンネルを散歩しましょう。 | トップページ | 産後の心変わり? »

季節の養生」カテゴリの記事

漢方でティータイム」カテゴリの記事