餅とミカンとハーブティ!?
お餅が大好き!
日本の正月といえば、お雑煮ですね。
家庭の数だけレシピがあるといわれるほど地方色豊かな雑煮ですが、どの家庭でも必ず入っているのが主役のお餅です。
我が家では、毎年、大晦日前に必ず杵(きね)と臼(うす)で搗いてもらいます。
祖父の時代には家で搗いたものですが・・・
近年は、藤枝は花倉の餅つき名人、M氏ご家族にお願いしています。M氏の搗いたお餅の美味しさは、一度食べたらもう忘れられません
。
口当たりが良く、ついつい食べ過ぎてしまうこのお餅。
中医学では、胃腸を温めて元気をつける栄養豊富なお餅ですが、反面、もたれやすく食べ過ぎれば体に水を持つとされています。
むくみ易い人や胃腸が敏感なアトピー体質の人を始め、子供や老人に与えるときは食べ過ぎないように注意しましょう。
こたつでミカン派?
お餅を食べたあとにミカンを食べることは、漢方的にも理に叶っています。
ミカンといっても、この場合、効果は中身よりも外側のオレンジ色の皮にありまして・・・。
陳皮(ちんぴ)
【処方用名】 陳皮、広陳皮、陳広皮、新会皮、橘皮
【基 原】 ミカン科オオベニミカン Rutaceae Citrus tangerina Hort. ex Tanaka、コベニミカン C. erythrosa Tanaka その他同属植物の成熟果皮
【性 味】 辛・苦、温
【帰 経】 脾・肺
【効能と応用】 ① 理気健脾 ~ お腹が張って気持ち悪い、又はお腹の動きが鈍って嘔吐・下痢がある、お腹が水っぽくて痞(つか)える、もともとお腹が弱くて食欲不振・小食・腹満などに。 ② 燥湿化痰 ~ 肺に痰が溜まって胸苦しく咳が止まらない、痰が多くでるなどに。
お餅を食べ過ぎて胃がもたれたら
足や顔がちょっぴり浮腫んだら
ミカンを食べてみるのもよいでしょう。ポイントは、人の分もむいてあげること。
むいてる自分に薬になって、むいてもらった人はうれしくなって、みんなで楽しいお正月です
。
胃もたれが顕著なときは、
更にパワーアップした 晶三仙 のハーブティで一服。
【晶三仙(しょうさんせん)】 は穀類の消化を助ける神麹(しんきく)、麺類の消化を助ける麦芽(ばくが)、肉類の消化を助ける山楂子(さんざし)などの生薬がブレンドされたハーブティです。
乳児湿疹は赤ちゃんのお腹負けですから、お乳や離乳食の消化を助ける晶三仙(一日1包)を3日ほど与えるとすっかりきれいに治りますよ。
ちょっぴり大人な気分で大根おろしもよいですね。
薬膳の世界では、大根は消化を促進するとされ、辛味成分が胃液の分泌をよくして気分をすーっとさせてくれます。 大根の種は萊菔子(らいふくし)という生薬で、神麹・麦芽・山楂子に並ぶ消化薬です。
どうも浮腫みっぽさが取れないときには、体の中から除湿する 蕾香正気散 や 平胃散、胃腸を元気づける 六君子湯 を飲んでみるのもよいでしょう。
ちなみにわたしはといえば・・・
もっぱら連日、晶三仙ハーブティのお世話になっています 。
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